ストレス。
字面を見るのも避けたいくらい、嫌なものです。
場合によっては人格すら変えてしまい、重い病気までも招く、おそるべきものです。

 

しかし、この時代を生きている以上、

完全なストレスフリーの日々など、とても望めない話です。
でも、少しでも楽に、伸びやかな心で暮らしたい!
そう願わずにはいられません。

 

いったい、どうすればいいのでしょう?!

 

ひとつ考えられるのは、出来る限り「そのまま」の状態で過ごすこと。
わたしは、そう考えてみました。

 

「そのまま」の状態とはどういうものか。

とにかく、今向かい合っているものだけに意識を集中させること。

そう思います。

 

テレビを見ているのなら、その内容にだけ。
みかんを食べているのなら、その味にだけ。
誰かと話をしているのなら、その人との会話にだけ。

そして何もしていないなら、何もしていないということにだけ、意識を向けるのです。

 

テレビを見ながら、今日やらかしてしまった失敗のことを考えたりしては、

せっかくのテレビの面白さが半減します。

みかんを食べながら本を読んでは、

みかんの美味しさも本の面白さもどっちつかずになって、十分に味わえません。

意外にやりがちなことではないでしょうか。

これこそ、自分が勝手に引き起こしているストレスだと思います(^_^;)。

 

今向かい合っているものだけに意識を向けるのはこころよいこと。

それがどんな些細なことであっても、不思議に心が満ち足りてきます。
これでOK! という気持ちになれるのです。
そしてそれは、最終的に自信という素晴らしいものに化けたりもします。

 

このことに気づいたのは、やはり好きなヨガがきっかけでした。

ヨガは、心を空っぽにして行なうほど、恩恵が得られるようなのです。

ただヨガを行なう、それだけに集中するほどに。

ああ、ここが伸びていて気持ちがいい。
呼吸で心が軽くなっていく。

そんな気持ちよさがおとずれて、しみじみうれしくなってしまうのです。

 

あわただしい毎日です。

どうしてもいっぺんにいくつものことを同時進行したくなります。

しかしそれをぐっと押さえて、じっくりと「そのことだけ」に向かい合ってみたいもの。

とてもその時間が生きてきます。
すると心も豊かになります。

さらには、自分のことがちょっと、かわいくも思えてくるのです(笑)。

 

また明日(^_^)/

xxx