YUKA863_ok15185909_TP_V1[1]好きなものがたくさんあると

人生はとっても

豊かになりますよね。

「やめられない、とまらない」感覚を覚えたら、それは黄信号の点滅です!

食べ物、音楽、映画、

書物、ファッション、旅などなど。

あなたの感覚が

ビビッと呼応して

大好きなものとして

受けとめたときには

また自分の世界がひとつ

広がったような思いもして

心はうれしさで

いっぱいになるものです。

 

ですが、この「好きなもの」が

あろうことか自身の首を

絞めるものに変貌してしまうことも

悲しいかな、あるのです。

 

それは、「好きになり過ぎて」

しまった場合です。

たとえば、舌もとろけてしまうほど

官能をくすぐるレアチーズケーキ。

たまのお楽しみに

美味しく淹れたコーヒーとともに

恍惚と味わう時間を持つのであれば

素晴らしい日常の

潤滑油になりますが

好きになり過ぎたあまり

毎日、毎日食べずには

いられなくなってしまったら

これは大変なことになります。

 

栄養のバランスが

崩れるのはもとより

場合によっては

チーズケーキ中心に

日常が回ってしまうことも起きます。

食べずにはいられないという

中毒症状に見舞われてしまったら

これはもう、笑えない事態です。

 

持ち得るすべての理性を持ってしても

「やめられない、とまらない」

状態に陥るほどに

何かを好きになってしまったら

一度冷静になって

軌道修正を試みたいものです。

「好きになり過ぎる」のは、心の流れが詰まっているから。心の毒素を出してすっきりしましょう!

本来、「好き」な気持ちとは

心もからだもこころよくしてくれるもの。

それが真逆の作用を起こすということは

「好き」と反応した

心の状態に問題があるのです。

 

一番よくあるのは

心の中に、古ぼけた要らない感情が

たくさんたまっているケースです。

心の中が混沌としているとき、

また、心の環境の悪さを

感じているときに

「好き」という

快感をともなった感情を

味わってしまったら

その快感に、一気に

しがみついてしまうのも

無理はないのです。

 

せっかく出会えた「好き」なものを

中毒症状にしないために

その好きなものに対して

少しでも危険な執着心を感じたら

自分の心の中を

よく見直してみてください。

無駄だと思う感情は

これを機に、一気に

片づけてしまうことをおすすめします。

具体的な方法としては

掃除で目に見える部屋の環境をよくする、

要らないと思う物質を捨てる、

全身を完璧に清潔にする、

汗や涙で心の汚れを洗い流す、

などなど、あなたが

すっきりとした気持ちを

味わえることなら、何でもかまいません。

 

「好き」な気持ちも

過ぎたるは及ばざるがごとし。

ほどよく、ちょうどよく

付き合っていきたいものです。

 

また明日。