日常生活の中で

ちょっと心が傷つくようなことって

時々あると思います。

そのひとつの場面として

「人から粗末に扱われること」

というのは

割合多いのではないでしょうか。

 

それこそサービス業の人から

ぞんざいな扱いをされたり

仕事先の人が笑顔ひとつも

見せることがなかったり

あるいは友や知人に

素っ気ない態度をとられた、

なんていうこともありそうですね。

 

そんなことが起こると凹むのは

やはり、自分を否定されたり

拒絶されたと思ってしまうからでしょう。

これは、とってもしんどいことです。

ですが、よく言われることですが

案外相手は、何も考えずに

そんな対応をしていたというのも

よくある話なのです。

 

くだんのサービス業の人にしても

もともとそうした対応が

デフォルトとなっているのかも知れませんし

仕事先の人も、実はとっても深刻な

心配事を抱えていたのかも知れません。

相手も人間ですから、様々な裏事情は

必ず存在しているのです。

あなただって、大好きな人と

些細なことで

ケンカをしてしまったというときは

表情の豊かさが、3割減くらいには

なってしまいますよね。

 

そしてこうした対応に

打ちひしがれてしまったときに

すぐにも振り返ってみて

いただきたいことがあります。

それは、このところ

自分を大事にしていたかということ。

疲れていたら

ちゃんと休ませてあげられていたか。

バランスのよい美味しい食事を

とらせてあげていたか。

本当に心の底から欲しいと思ったものを

買ってあげていたか。

ひとつひとつ検証してみると

思いのほか、自分のことを

ないがしろにしていたということに

気づいたりしないでしょうか。

そうなんです!

実はあなたを粗末にしていたのは

他人などではなくて

あなた自身だったんですよね。

 

自分で自分をいい加減に扱う

時間が増えれば増えるほど

人は無意識のうちに

自分への価値を低く見るように

なってしまいます。

それこそが、人から粗末に

扱われたと思ってしまう

大きな原因なのです。

 

あなたをもっとも大切に出来て

やさしくしてくれて

心からのおもてなしをしてくれるのは

ほかでもない、あなた自身です。

それさえいつも意識しておけば

もう、それほど人様の反応などに

いちいち振り回されたりせずにすみます。

また、大切にすべきは自分自身のほかに

あなたに関わるすべての人、ということも

心にとめておいてくださいね。

これでもう、むやみに傷つくことなど

必ずなくなるはずです。

 

また明日。