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ちょっとしたことで

クヨクヨしがちで

ほんの微々たることで

体調も、心の調子も

崩してしまうという方が

いらっしゃいます。

取るに足らないようなことで、すぐに気分を害してしまうのは、「嫌なこと」に対して敏感だからです。

たとえば、暑いというだけで

怒りだしてしまう方。

嘘だとお思いでしょうが

実際に存在するのです。

 

また、言葉の些細な行き違いで

深く傷つけられたかのように

騒がれる方。

いずれも、「嫌なこと」に対して

大変敏感なのです。

 

のれんに腕押し、といった

風情の方ならば

おそらく、何も反応することなく

淡々としているところですが

こうしたデリケートな方たちは

その敏感さゆえに

傷つきやすい自分を

とっても悲しんだり

また、持て余している感もあります。

不快感をすぐに顔に出したり、嫌なことにすぐとらわれてしまうのは、お行儀の悪いこと。そう意識してみてはどうでしょう?

そんな自分に

もしも困っているのなら

こんな考え方はいかがでしょうか。

すぐに不快になったり

それを態度にあらわしてしまうことは

お行儀の悪いことだと。

 

たとえば居酒屋さんで

出てきた突出しが

あまりにもお粗末だったとします。

それに気づいて

すぐに文句を言うのは

恥ずかしいことです。

 

いえ、それよりも

今、仲よしの面々と

一緒にいられるうれしさで

そんなことになど気づかないほうが

エレガントというもの。

 

ぷりぷりとすぐに機嫌を悪くしたり

ちょっとのことでも

文句を言いたくなってしまう癖は

「引き寄せの法則」からすれば

さらなるもっと大きな

悪しき出来事を呼ぶということに

なってしまいます。

 

そこで、少しだけ

見栄っ張りになってみませんか?

そんな他愛ないことで

気分を害すなど格好悪いと

涼しい顔で微笑んでみるのです。

 

つまらないことで私は

怒ったりしないわ、という

にこやかなポーズは

とっても麗しく映るもの!

 

そしてそんなふうに

見栄を張り続けていると

なぜか本当に

少々のことでは心が揺れなくなり

優雅な微笑みとともに

いつも居られるようになるのです。

 

よって、わざわざ大したことでもない

悩みごとに足を取られたりもしなくなります。

これはとっても楽なこと!

 

ちょっと肩が触れたからと

大乱闘になるような種族の方がいますが

あの方々に果たして

魅力などあるでしょうか。

 

すぐに気分を害さない。

それを顔に出さない。

これはウン千万円の指環をしているより

ずっと豊かなことなのです。

本当に怒るべきことは

もっと違う次元にあるのですから。

 

また明日。