idol_fan_woman[1]

自分が、本当は

何をしたいのかわからない。

そうおっしゃる方がいます。

自分のことより、ほかの人への関心のほうが多くはないですか?

何をすれば満たされて

生きている実感がわくのか。

そんな疑問と延々と向き合い、

セミナーやセッションを受けながら

自分探しの旅を

続けている人がいます。

そんな人と話をして驚くのは

「他人についての情報」を

それはたくさん持っていることです。

 

あの人は、最近●●へ行った。

あの人は今、○○さんとよくつるんでいる。

あの人は、◎◎を習い始めた。

そんなふうに。

 

人に関心を持つのは

もちろん悪いことではありません。

その情報から

触発されることもありますし

何かのヒントがつかめたりもします。

 

ですが、他人のことばかり

気にしがちな人ほど

自分探しが終わらない。

これは事実です。

僭越ながら思います。

人のことよりもっと、

自分自身に関心をもってはいかがかと。

そこで思い出したのが

ファンクラブというものです。

あなたは誰かのファンクラブに

入ったことはありますか?

 

ファンクラブに入ると

いわゆる会報というものが

送られてきます。

そこにはアーティストについての

詳細なプロフィールが書かれていて

「好きな女性のタイプは

自分をしっかり持っている人」

などと記されていたりすると

よし、人に流されない女になろう!

と、思わず決意してしまうのも

また一興です。

 

そこでこの

アーティストのことを

知りたいと思うミーハー精神。

これをもし、

自分に向けてみたらどうなるでしょう?

自分について詳しくなれる

大きなきっかけになったりしないでしょうか。

私設マイファンクラブを作りましょう! 好きなアーティストへの情熱を、自分に注いでみませんか?

私設マイファンクラブを作ってみるのです。

別に会員など募集する必要はありません。

そしてもし、実際の会報をお持ちなら

それをお手本に

自分についての会報を

作ってみてはどうでしょう?

身長、体重、血液型をはじめとして

好きな食べ物、趣味、好きなタイプ、

好きな映画やミュージシャン、

好きなテレビ番組などなど。

こんなことをして遊んでいると

だんだん自分というものが

つかめてきます。

そして、自分自身に対して

関心もわいてくるのです!

 

パスタとジェラートが好きで

ビーズ手芸が好きで

嵐の相葉ちゃんがタイプで。

 

そんな「私」というひとりの女性と

向き合ってみると

もっともっとその人のことを

知りたくなって来ると思います。

さらには客観的に

自分を観られるようになり

自分について訊ねたいことも

たくさん生まれてきそうです。

 

もしかしたら

自分のことがわからなかったのは

自分に関心が

持てなかったからなのかも知れません。

 

誰かのファンクラブに入るのも

楽しいことですが

ここは視点を変えて

その情熱を自分自身に注いでみたら

きっと面白い展開が

みられることでしょう。

 

また明日。