ダイエットのご経験が浅い人ほど

つい行ないがちなことってあります。

それは、日に何回も

体重計に乗ることなのです。

 

このとき、少しでも減っていたら、

ガッツポーズでよろこぶところですが

思ったように減っていないと

焦りや落胆から

大きなストレスを感じてしまう

場合があります。

実はこのストレスこそ

ダイエットが失敗する一番の原因。

ストレスは精神的につらいばかりか

代謝を下げて

痩せにくくなるという悲劇まで招くからです。

 

そこでご提案したいのが

ダイエットをはじめたら

最低でも2週間は

体重を計るのをやめること!

体重計は見えないところに

しまっておいていただきたいのです。

 

そして、代わりに

痩せたらはきたいスカートやパンツを

毎日はくことを習慣にしてください。

そのときにチェックするのは

昨日よりゆるみはどうか

はいたときのシルエットはどうかの2点です。

仮に体重が減っていなくても

食事のバランスがよくなったり

運動を続けていれば

確実にからだのラインは

引きしまって来るもの。

つまり、体重計に乗っただけでは

現段階でどんな変化が起きているのかは

わからないのです。

 

また、からだが引きしまって

贅肉が落ちていくとき、

体重は増えることがあります。

それは筋肉量が増えるからです。

実際、体重も、筋肉量も少ない人より

多少体重はあっても

筋肉量の多い人のほうが

ずっとスレンダーで、すっきりと見えます。

そして筋肉量が増えれば

代謝もアップするため

痩せやすくなるので一石二鳥なのです。

つまり、体重の1kg、2kgに

気をとられるのは

まったく意味のないことなんです。

 

また、体重だけで

ダイエットの進行状況を確認しようとすると

どうしても食事の量を

減らそうとしがちですが

これも失敗のもとです。

食べずにいれば、大事な筋肉が減り

ぷよぷよした感じに見えますし

何よりかえって

太りやすくなってしまいます。

 

大事なのは、体重の数値より見た目です。

毎日同じパンツやスカートを

はいてみることは、その確認にうってつけ。

完璧にかっこよく着こなせる日まで

自分のからだと楽しく付き合ってくださいね。

 

また明日。