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大人になるにつれて、

様々な不調が出てきやすくなるものです。

絶好調を保てなくなるのは、しんどいものですね。

疲れやすくなることを皮切りに

肩や目、腰のあたりが重くてつらいなど

なかなか絶好調を保てなくなるのは

精神的にもしんどいものです。

 

そこで食べ物やサプリメント、

エクササイズや各種の療法などを

研究するようになるのですが、

そうした特別なメソッドに傾く前に

一度試していただきたいことがあります。

 

それは、からだに対して働きかける

あれこれを行なうときに、

 

「今、からだによいことをしている」

「これはからだの養生になっている」

 

そう意識しながら行なうのです。

 

そのあれこれとは

 

・食事(飲酒も含む)

・睡眠

・お風呂

・運動

・肌や髪のお手入れ

 

こんな、生きるために必要な活動の

すべてを指します。

健康フェチの人のような暮らしができないときこそ、意識を変えて!

これらはみんな、

健やかであるために欠かせないことで、

どれかひとつでもスルーしてしまったら

あっという間に調子は崩れます。

 

この生命活動にとって大切な

儀式と言ってもよいことをするときに、

これをすることで、自分のからだは楽になっていると

よろこびながら行なうと、

たとえコンビニのサンドイッチを

かじりながらビールを飲むといった

間に合わせの、少々淋しい

夕餉であったとしても

心もからだも安らかになって

納得してくれます。

 

健康フェチの人のような

暮らしができないと

人はどうしても自分の生活習慣を

頭から否定的になりがちです。

 

もちろん、可能な限り、加工食品を減らして

生鮮食品を料理して食べる。

日付が変わる前には寝る。

お酒は飲み過ぎない。

多少の運動はする。

この程度の心がけはしたいところですが、

それが無理なときもあると思います。

 

そんなときこそ、致し方なく自分にほどこす

食や睡眠などなどを

丸ごと信じてみるのです。

これこそが今のベスト、とも考えられますし。

 

そしてもっともよろしくないのが

抜け出せない不健康な生活習慣を

アカン、アカンと思いながら続けることです。

これでは心もからだもストライキを起こし、

病院送りにされてしまっても不思議はありません。

 

これも自分なりの養生のスタイルその1。

そう肯定する習慣をつければ、

保険証を使う機会はぐっと減るでしょう。

医療費削減にもきっと

ひと役買えると思います。

 

安らいで、信じて、くつろいで。

何をしていても、その感覚さえあれば

きっとお医者さまは青くなるのです。

 

また明日。