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あなたも、一度は

自分の表情について

意識してみたことがあると思います。

見た目もきれいなのは、感情がきれいだからなのです。

また、人の表情を見て

色々と思うところも

あるのではないでしょうか。

 

たとえば、完璧と思われる

美女のふくれっ面より

ファニーフェイス寄りではあっても

その人のはじける笑顔のほうが

よほど見ていて

ハッピーになれるというように。

 

まったくもって、人の表情とは

その感情自体から生まれるものです。

つまりその感情が

きれいであればあるほど

人は魅力的な表情でいられることが

出来るのですよね。

 

さて、ではその感情を

どうきれいにしていくかと言えば

これはもう

自分の本当の気持ちをごまかさない。

このことに尽きます。

いわゆる、

ポジティブ・シンキングというものが

素晴らしいものと言われて久しいですが

本当にそうなのか

再考する余地はあると思います。

大切なあなたの心の中に

必然的に生まれてきた

淋しさ、悲しさ、

不安、ジェラシーなどといった

ネガティブな感情は

そんなに悪いものなのでしょうか?

マイナスな感情と向き合える勇気が、その表情に説得力を与えます!

その感情は、いわば

自然の流れにのって

生まれてきたものです。

これを悪いものと決めつけて

自分の本来の気持ちを

無理矢理明るいほうへ

変換することは

果たしてよい結果となるのでしょうか。

自分のなかに生まれた感情なら

それがどんなに

マイナスなものであったとしても

最後まで寄り添って

つらかった自分、悲しかった自分を

丸ごと受けとめて

その感情を評価することなく

尊重してあげること。

それは自分が自分にしかしてあげられない

大事ないたわりの行為だと思うのです。

 

そんなふうに、自分のマイナスな部分と

向かい合える勇気を持てる人こそが

たくさんの人を

しあわせに出来る表情を

見せられる人だと思います。

その勇気があるからこそ

表情のすべてに

確かな説得力が備わるからなのです。

 

また明日。