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仕事にせよ、人間関係にせよ

あるいは趣味などの私生活など

何にせよ、あらゆることを

よい感じに進めるためには

何はなくとも、自分のことを

よくわかっていれば

ほぼほぼOK!

そう思っています。

つまづいて、立ち止まってしまうのは、たぶん自分のことがわからなくなっているからなのです。

どうしたらいいかわからない!

時に、そんなふうに

頭を抱え込んで迷ってしまうことって

あるものです。

 

たとえば、その「わからないこと」そのものの

ジャンルの専門家に訊ねたなら

一発でわかるようなことならよいのですが

自分が決断を下さなければならないことが

わからないとなると

これは本当に参ってしまいます。

 

何しろ、自分の問題なのですから。

 

自分の問題なら、当事者である

自分が一番よくわかるはずなのに

それがわからないというのは

少々赤信号です。

それは完全に自分自身のことが

把握できなくなってしまっているからです。

 

そこで人はどうするかと言えば

占いであるとか、セミナーであるとか

自分のことを言い当ててくれる場所や

自分にヒントを与えてくれる場所へ

行きがちなものです。

しかし、こうした場所は

完全に自分を見失った状態で

行っては意味がないと思います。

 

私も昔やらかしたのですが

自分の何かを他人さまに

見つけてもらおうとすると

それは大抵、下手を打ちます。

 

占いもセミナーもセッションも

さらなる新しい自分の

画期的な「参考資料」なのであって

その資料をいただいた後

自分のものとして取り入れるかどうかは

自分が決めなければ

身にはならないからです。

なのでああいう場に行く際には

しっかり自分のことが見えていないと

後ですごく後悔する羽目に

なってしまうのです。

一番自分自身のことが具体的にわかるのは、あなたが好きだと思う人の中にある要素!

そこで、ひとつの方法として

ご提案したいのが

自分自身のことを

とにかく把握したいと思ったなら

自分がとっても好きな人のことを

考えてみることなのです。

 

恋愛感情、友情、尊敬、

どんな感情でもよいので

あなたが好きだと思う人のことを

片っ端から思い浮かべていってください。

そして考えてみるのは

あなたがその人たちの

どこに惹かれているかという点です。

 

実は、そのチャームポイントこそ

あなた自身も持ち得ているものなのです!

 

真逆の性質だからこそ好き、という

感覚も多少はあるとは思いますが

人間、自分からかけ離れたものには

そもそも反応もしませんし

まして好感も持たないものだからです。

 

なので、

ああ、この人のこと、好きだなと思うのは

自分の中にある要素が

呼応しているという面が多分にあるのです。

 

そこで、自分を

見失ってしまったと思ったなら

その好きな人たちのことに

少し気持ちを

馳せてみてはいかがでしょうか。

 

その好きな人たちのスタンスや

物事に対する温度。

もしあの人だったら

この問題にはどう対処するだろうか?

そんなことを考えてみると

それらのことはすんなりと

自分にリンクしてくると思います。

「好き」と感じる対象には

すべて自分が表現されているからなのです。

 

まったくもって

好きだと思える人がいるというのは

それだけでうれしいのに

自分として立つ指針にもなってくれるとは

何てありがたいことなのでしょう。

 

また明日(^・^)

xxx