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何をやってもうまくいかず

もはやこれまで、と

ロープを外して

逃げ出したくなる日があります。

物事のすべてはよくなるために起こっていること。ですが、とてもそうは思えなくなるのは、自身に可能性を感じられなくなるからです!

人生の仕組みとして

今の自分が直面している物事は

すべてよくなるため、

進化するために

起きていると言われています。

 

その物事がよろこばしいことなら

問題はないのですが

とてつもなく苦しく

頭を抱え込んでしまうような

出来事であったとしたら

これはとても

素直に「進化のもと」などとは

思えたものではありません。

 

そこでネットで言われるところの

「人生詰んだ」

「人生オワタ」という気分に

どっぷりとつかってしまうのですが

この

「行き詰って、終わってしまった」感は

どうしてやってくるのかと言えば

これはズバリ

「自分に可能性がなくなった」と

気づいてしまったことにあります。

 

うまくいかないことや

気に入らないことが度重なり

思うように展開させられない

自分の力量のなさを思い知って

もう自身には1%の可能性もない、という

結論に達してしまったときの

苦しさといったら

それはもうたまらないものがあります。

ところがぎっちょん。探してみれば可能性は限りなく見つかるのです。凹んでいないで、自分をチェックして!

ですが、人間は生きている限り

可能性というものは

失われないのです。

命が続いていること自体

イコール大きな可能性なのですから。

 

そしてまた、命は

可能性に引っ張られながら

続いているものとも言えます。

 

そこで、可能性がなくなったと

嘆きたくなったら

自分をしっかり見つめてみてください。

そして、過去の自分について思い出し

1年前の自分、半年前の自分、

3か月前、1か月前、

先週、3日前、昨日と

それぞれの自分を手繰り寄せて

今の自分と照らし合わせてみます。

 

すると、絶対に1年前より

半年前より、

3日前より昨日より、

今の自分のほうが、すぐれていることが

何かしら見つかるはずです。

 

それは些細なことで十分で

たとえば1年前より

すぐに泣かなくなったとか

半年前よりメイクが

うまくなったとか

昨日よりそうじが

早くできるようになったなど。

 

絶対に何かしら、

いくつも見つかるはずです。

そして、そのよくなったことの

集大成が今の自分。

そう思うと、こうして凹んでいるのも

進化するために必要なこと、と

ポジティブにとらえられるものです。

 

ここまで来たら、勝ったも同然!

生きていることはイコール

よくなっていくのだということが

実感できるので

行き詰まりや終わった感は

ただの錯覚だったとわかるでしょう。

 

生きていくのは、よくなるため。

とってもシンプルなこの鉄則は

いつも心に置いておき

ほがらかに、にこやかに

日々を送っていきたいものです。

 

また明日。