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人が傷ついてしまうのは

何といっても人様からの

きつい言葉によるところが

多いと思います。

傷をいつまでも引きずってしまう方へ。相手の立場をこんなふうに考えてはいかがですか?

私事なのですが

私の好きなタイプの方というのは

男女に限らず、

とっても語彙の豊かな方です。

それも、やさしく、あたたかみのある

言葉と言い回しを

よく知っている方です。

 

そんな方は、たとえば

私のよくないところも

決してショックを与えることなく

しかし的確に伝えてくださいます。

 

そんなふうに伝えられると

素直に受け止められるのはもちろん

私のためにそんな言葉を

絶妙に選んでくださったことに

感謝の気持ちが洪水のように

あふれてしまうのです。

 

ところが、人を傷つける方の

語り口というのは、この真逆なもの。

相手がどう思うかよりも

自分がどう思うかに

重きを置いて話をするため

時にぐっさりと

傷を負わされてしまうのです。

 

ですが、こうは考えられないでしょうか。

人は何かの行動をとるとき

それ以上のことも、それ以下のことも

できはしないのです。

それしかできない、という状況の中で

その言葉を選び、その表情を選んで

自分に相対しているのです。

 

当たり前と言えば

とっても当たり前過ぎるのですが

そんなふうに、その言葉が

相手にとっての精一杯だったと思えば

それも致し方ないと

スルーできるものです。

何故なら、相手の方には

(そのときは)

人を慮る力がなかったのですから。

相手にも都合があるのです! 想像力を働かせてみれば、むやみに傷つくこともなくなります。

そこでむやみに傷つかずにすむ

こんな考え方をご提案します。

それは、ほんの少し

相手の立場を考えてみることなのです。

 

もしかしたら、それこそ相手の方が

傷ついていたりして

余裕のなさから心ない言葉が

出てしまったのではないか、などと。

そんなふうに想像力を働かせてみると

意外に心は動じなくなるものです。

 

そしてそこで傷つかずにすめば

ひとつ、すばらしいギフトがやってきます。

自身の心を、上手な工夫で守れたことが

とても誇りとなって

自分をまたさらに好きになれるのです!

 

ものは言いようといいますが

ものは受けとりようでもあるのですね。

 

また明日。

xxx