futon_taoruketto[1]

 

「がんばり過ぎないで」

そう言われがちなあなた。

やさしい言葉をうれしく思っても

本当のところは

どうしたらいいのかわからないと

いう場合が多いのではないでしょうか。

「がんばらないこと」を日常のイベントにしてはいかがでしょう?

おそらくそんな人にとっては

常に

「がんばるモード」

であることがデフォルトで

少しでもがんばりの具合が低下すると

これでよいのかと不安になったり

するのではないかと思われます。

 

気を抜くこと。

ちょっと立ち止まってみることが

苦手なのかも知れません。

 

しかし人間ですから

ずっとそんなモードでいれば

必ず限界はやってきてしまいます。

 

この限界は、迎えたくないものです。

心とからだが、完全なる電池切れを

起こしたときのつらさは、

思い出すのも吐き気がすると思います。

そこで、これを未然に防ぐために

これから、がんばらないことを

日常のちょっとしたイベントにすることを

おすすめしたいと思います。

 

無理にしなくてもいいこと、

誰かに頼めばすむこと、

お金で解決できること、

そして、本当の本心ではやりたくないこと。

それを鮮やかに

「エスケイプ」してしまうのです!

 

がんばり過ぎる方は、

もれなくとっても真面目です。

なので、

「サボっちゃいませんか?」

とご提案しても、きっと却下されるでしょう。

「サボった」ではなく、「自分を休めた」という考え方もあるんです。

そこで、「エスケイプ」という姿勢に

スポットを当ててみるのです。

エスケイプとは、

逃亡、脱出を意味する言葉ですが

その中には、現状を今よりよくするために

確固たる自分の意志を持って

その場から立ち去る、という

前向きさをも感じられます。

 

つまり、ただ楽をしたいがためのおサボり、とは

全然動機も違うように思えませんか?

ですから、

今日はサボっちゃおう、ということが

できない方でも

自分の心とからだを守るために

今日はエスケイプします!

という感じなら、できるのではないでしょうか。

 

たとえば、デパ地下のコロッケやポテトサラダを

夕食に出したとしても

サボった、と思えば罪悪感が

わくかも知れませんが

自分の心身を休めるために

料理からエスケイプした、と思えば

きっと自分をほめたくなります。

 

そしてこうして

徐々にエスケイプがうまくできるように

なってくると

本当にがんばるということは

自分に無理を強いたり

自分を犠牲にするものではなく

心とからだを大事にすることありきだと

いうのがよくわかってくると思います。

 

どうぞ、ご自身をいたわることに

「がんばり過ぎて」くださいね。

 

また明日。