何か、がんばらなければならないことが

あるときというのは

ついつい、さあやるぞ! と

気合いを入れるものですよね。

ところが、そうやって力むほどに

なぜか空回りすることってありませんか?

 

何事も、切羽詰まったような状態にあると

うまくいく確率が落ちるように思うのです。

それは、切羽詰まっているときには

得てして肩にすごく力が入っているから。

呼吸すら楽には出来ていません。

こういった状態で頑張るのは

本当に心にとって負荷がかかります。

さらに、反動で妙な欲も生まれて

いっそう心が騒がしくなります。

これで裏目に出てしまうようなのです。

 

そこで、自分にとってよりよい道を

進みたい場合は

とにかく心に余計な力を入れないこと。

心に負荷をかけないことがが大事だと思います。

そうでないと、フットワークといったものも

悪くなるからです。

心がふわっと軽いと、自然にいい方法、いい方向へ

からだは動きはじめます。

それは、心配や不安や

必要以上の欲が起こらないから。

すんなり、いい流れに身をまかせることが

出来るからなのですよね。

そして、その流れを

信じることもできるので

メンタル的にも安定します。

さらに直感も、冴えるような気がします。

 

沖縄の方言に

「なんくるないさぁー」というものがあります。
なんてやわらかい

気持ちのいい響きなのでしょう。

「なんとかなるさ」よりも

ずっと明るくて

リラックスした雰囲気があります。

この感覚があると

パフォーマンスは最高になると思います。

まさに力まないからこそ出るパワーです。

それこそが自分を

一番よい状態に整えてくれるのです。

心に負荷はかけないで。

大丈夫、なんくるないさぁー、の精神で

今日も深く呼吸しながらいこうと思います。

また明日。