やる気の出ない日って、

やっぱりあるものです。

そんなときはひと休み。

無理やり自分を叱咤激励するより

すぐに気分転換をしましょう。

どんなことでも、パッと違うスイッチが

入ればよいので

基本的にはやりたいと思ったことを

やればOKです。

 

ですが、どうせなら

次なるやる気に、しっかりと

つながることをやるほうが効率的です。

そんな建設的な気分転換として

とってもおすすめなのが

「エンディングノート」を書くことです。

エンディングノートとは

人生の最終章を迎えるにあたり

自分の思いや希望を

家族などに伝えるためのものです。

 

まだ早い、と思うかも知れませんが

人生の終わりがいつ来るかなど

わかったものではありません。

そして人生は有限なのです。

普段は気楽に忘れていることですが

これを再認識するだけでも

やる気の半分は戻って来るものです。

 

そして実際にペンを取って

残された人たちに伝えたいことを

綴っていると

だらだらしているのが勿体なくなって来るから

不思議です。

エンディングノートの執筆は

自分の人生の残り時間というものを

具体的に受け止めるには最適と言えます。

そして、ノートには

残された人へのメッセージといったものも

重要ではありますが

そうした情感的なものだけでなく

現金や預貯金、加入している生命保険や

不動産についても書いておきましょう。

法的効力を持つ遺言書の作成のときに

とても役立ちます。

そして延命治療や臓器提供についての希望、

葬儀に関する希望や

納骨してほしい霊園や寺院やその連絡先も

忘れずに書いておきます。

また、パソコンやスマホのIDやパスワードも

まとめておくといいでしょう。

 

そしてエンディングノートは

1度で書き終えるものではなく

その都度、気持ちや状況に合わせて

どんどん改訂していくものなので

ルーズリーフを使うのがおすすめです。

 

ちょっと気分が下がっているときこそ

自分の最期に思いを寄せることは

最高のカンフル剤になります。

終わりがあるからすべては輝く!

その真実こそ、日々を確かなものに

してくれるのだと思うのです。

 

また明日。