カット野菜の危険性と栄養価。
否定説、肯定説が飛び交っています。
このカット野菜ですが
まず地下水や水道水で野菜の土を洗い流し、
さらに次亜塩酸ナトリウムによって
微生物や菌を除去する、という
工程を踏んで作られるそうです。
カット野菜のメリット、デメリット
カット野菜がよくないと言われる理由は
この、次亜塩酸ナトリウムと、
鮮度を保つために使われるpH調整剤が
使用されていることにあります。
さらに洗浄を繰り返すことで
食物繊維以外の栄養素が
ほとんどなくなってしまっているのも問題です。
確かに袋を開けた瞬間に感じる
ケミカルな匂いは、
自然な野菜にはないものです。
その匂いから、食品添加物の
からだへの影響も気になってしまいます。
しかし、調べてみたところでは
安全性の問題はクリアできているとのこと。
必要以上に心配することはないようです。
野菜を食べる習慣の第一歩になれば!
なので、カット野菜も
それほど目の敵にすることはないようです。
特に、忙しくて料理をする時間もなく
包丁とまな板を使うことが
面倒でたまらないという方は
とりあえずカット野菜を日々の食生活に
とり入れることは悪くないと思います。
空腹を抱えて疲れ果てているときは
とにかく早く、効率よく
お腹を満たしたいもの。
となると、ほとんどの方は
主食と、肉や魚などのたんぱく質のおかずで
1食をすまそうとします。
すると、野菜を食べない食生活に
舌も、胃袋も慣れてしまいます。
これはとってもよろしくないこと!
私が行なっている
をご利用された方も
実に野菜料理が面倒で、
野菜を食べることから
離れてしまっているケースが
とっても多くありました。
(※ この食習慣をチェンジするご提案が
功を奏して、皆さまは見事に美スタイル、
美肌をゲットされました!)
理屈から言えば、野菜をとらなくても
サプリや野菜ジュースなどの利用で
栄養素はとれるということにはなりますが
それでは健全な味覚は育ちません。
本来の、自然界の動物の一部である
ヒトとしての味覚は
自然界の植物である野菜や果物を
欲して、美味しいと感じるのが
あるべき姿だからです。
カット野菜も使い方次第!
そこで、まずはカット野菜で
野菜のある献立を当然のものとし、
野菜と慣れ親しんでいくことをめざすのです。
すると、徐々に野菜の美味しさに目覚め、
今度は丸のままの野菜を
料理してみようという気が起こってきます。
また、同じカット野菜でも
ひとつだけ、おすすめできるものがあります。
それは、ごぼうやニンジンが「きんぴら用」に
カットしてある、あの商品です。
フルタイムで仕事を持ち、小さなお子さんに
手がかかって、夕飯どきは大忙し!
そんな方にとって、「きんぴらごぼう」を
1から作るのは至難のわざです。
ところが、こうした根菜料理は
意外にご主人からのリクエストが多いもの。
そこでできあいのお惣菜を買うのも
手ではありますが、
いかんせん、こうしたきんぴらや
煮物の味というのは、甘過ぎるもの。
そこで野菜だけはカットしてあるものを
買っておいて、家庭ならではの
やさしい味付けで供するのです。
何やら、ちまたでは
「カット野菜に手を出したら女も終わり」
などと言われているとか、いないとか(笑)。
何もカット野菜ひとつで女は終わりません!
上手に使いこなしていきたいものです。
また明日(^・^)
xxx