過日に、何十年かぶりで

母校の近くに行ったことがありました。

懐かしさで、ちょっと正門の前まで

立ち寄ってみたのですが

それは懐かしい思いにかられました。

 

不思議ですね。

たったの3年間しか通っていなかったのに

その3年はあまりにも濃かったのでしょうか。

あの頃の、それは無鉄砲で

分別など何もなかった女の子だった自分に

再会出来た気がしたのです。

 

それはとても、元気の出る出来事でした。

他の誰でもない、自分自身の

若かりし頃の姿を

心の中でリプレイしてみると

確かに、立派なおばさんとなった

自身の感覚の中にも、未だそれが

生き続けていることがわかったのです。

 

大人になることは、大変に素敵な進化ですけれど

ひとつだけつまらないことと言えば

あまりにも分別がつき過ぎて

有り体に言えば、冒険心やチャレンジ精神が

どんどんなくなってしまうという

ハートの退化、劣化だと思うのです。

 

そこでご提案します!

何だか今の自分に退屈してしまったり

閉塞感を感じたり

何か見えない手枷、足枷を

はめられているような気分が続いたら

母校を訪ねて、あの頃の自分に会って来ませんか?

遠方であるなら、母校のHPを見るのもいいですね。

母校にあまりいい思い出がなくても

(私もいい思い出ばかりではないんです)

その年代を過ごした自分の心に

アクセスするには

母校という場所は最適です。

 

そして、あの頃よく聴いた音楽や

読んだ本、好きだった食べ物などに

触れてみれば、いっそうタイムスリップ出来ます。

 

今の自分が見えなくなっていること、

わからなくなっていることって

案外過去の自分が知っていたりもするものです。

次の休日に、あなたもぜひ

母校を訪ねてみませんか。

そして心に起こった何かが、

その日からのあなたを変えるきっかけになったら

こんなうれしいことはありません。

 

また明日。