「もう若くないから」

もしかして、そんな言葉を

口にしてはいないでしょうか?

何故か日本人は見た目の若さに

必要以上の価値を置き

「成熟する」ことに対しては

ネガティブにとらえているようです。

 

ですが知る限り

40代、50代はもちろん

60代、70代、80代でも

目を見張るほど魅力的な人は大勢います。

そしてその大人の女性たちに共通しているのは

ずっとそばにいたくなる雰囲気が

あるということ。

ルックスはもちろん、その所作から

話し言葉まですべてから

こころよさが伝わって来るのです。

 

さて、この魅力、

いったいどこから生まれるのかと言えば

「生命力」に尽きるでしょう。

この生命力については

ナイチンゲールの「看護覚え書」に

「その人の内に自然の中で

与えられたものであり

生命活動を営む根源的な力」

であると書かれています。

ということは生命力こそが、体調も気力も

そして見た目の美しさも

最高のレベルに保つパワーと

言えるのではと思うのです。

日々、力強く在れる、食べ方、動き方、休み方、

考え方、生き方をしながら

そのエネルギーを高めていきたいものです。

 

また、優美な大人の魅力は

やはり身体と精神の両方が

安定していること。

これなしには生まれません。

そのためには、

「今日の私は、ちゃんと元気だろうか?」

毎日、そう自分に聞く習慣をつけたいものです。

もしも少々、弱っているようなら

早め早めに手を打って

いつでもにこやかでいられるほどの

体調を取り戻しましょう。

 

素敵な大人でありたいというのは

誰もの願いでしょう。

しかし、少し視点を変えると

それは願いだけではなく

責任でもあるのではないかと思います。

お若い方たちにとって

年を重ねることは希望になってほしい。

そんな気持ちも、自分磨きには欠かせないのです。

もしも自分の姿を見て

それが恐怖に思われてしまったら

申し訳がありませんので。

また明日。