頼まれごとをされたとき

もちろん、よろこんで! と

そう返せれば最高なのですが

そうもいかないこともありますよね。

 

たとえば、応えて差し上げたいけれど

実際、時間的にむずかしいものがあったり

あるいは、ちょっと今の自分には

荷が重く感じられてしまったり。

また、少し虫がよすぎるんじゃない? と

思ってしまうこともありそうですよね。

 

いずれにせよ、そんなときに

どう決断するかで

これからの自分の暮らしは

ガラッと変わって来ます。

情熱を持ってそのお願いに

イキイキとして向き合うか

安請け合いをしてしまったせいで

それがずっとストレスとなって

苦しめられてしまうか。

後者の立場になったなら

本当にいいことはありません。

それは、どこか

「都合のいい人」になり下がったという

自分への裏切り感に

打ちのめされてしまうからです。

 

とは言え、人のいいあなたなら

基本的には何とかして応えてあげたいと

思うことでしょう。

そこでひとつ、おすすめしたいのが

はっきりとした判断基準を

設けておくことです。

そして、その基準として大事にしたいのが

そのお願いに対して

全力で向き合いたいと思えるかどうかなのです。

 

この人のお願いならば

全力で応えたいという気持ちもあるでしょうし

このお願いに応えられれば

少し成長出来そう、という気持ちもあると思います。

とにかく、本氣を出して取り組めるかどうか。

これにすべてはかかっています。

 

いやいや引き受けたことをやる気分は

パッとしないものですし

気持ちが入らなければ

いい結果も出せたものではありません。

依頼して来た方との関係性など

色々考える材料も多いとは思いますが

答えはズバリ、シンプルなのです。

 

全力を出せるか、それ以外か。

この単純明快な判断基準を

頭の隅に置いておいて

決して損はないとお伝えいたします。

また明日。