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何も悪いことなどしていないのに

理不尽なことをされるなどして

心が痛むときがあります。

ネガティブな出来事からの、ネガティブな気持ち。放っておくと大変なことになります。

それは運気の降下をあらわしているので

急いでよい言葉をたくさん使うなり

楽しいことをするなりして

気持ちから運を上げなければなりませんが

その前に対応しないといけないのは

何といっても、傷んだ心のケアです。

 

嫌だ! ひどい!! といった怒りから

淋しさ、空しさ、不安、絶望など

ネガティブな感情の種類はたくさんあります。

しかし、そのいずれも

向き合っているときに起こる

からだの反応は似通っています。

心臓のあたりが締め付けられる。

のどがふさがって、声が出しづらくなる。

肺が押しつぶされるようで呼吸が浅くなる。

また、めまいや頭痛、動悸といった症状に

見舞われることもあります。

 

こうした苦痛は大変なものです。

ところが、何故か心が傷ついているときには

意識がメンタルにだけ集中してしまうので

このからだの苦痛を

放っておきがちだったりしませんか。

さらには、どうしてこんな思いを

しなければならないのだろうと

ひたすらにその原因を追い続けるものです。

 

ですが、こうしてからだが

苦痛を覚えているときは

いったんメンタル面の深追いは

おやすみにするべきだと思います。

それよりも意識を向けるのは

からだの状態です!

そのまま放っておくと

本当に重篤な状態になりかねませんし

また、メンタル自体の回復も

大幅に遅れてしまうからです。

からだへのアプローチを続けているうちに、不思議に心も楽になっていくのです!

そこですぐに行ないたいのが

まずはこの、からだへの苦痛を和らげることです。

めまいや頭痛、動悸など、

病状と言える反応が出た場合は

とりあえず横になって様子を見て

お医者さんにかかることも考えてください。

 

そして、心臓やのどや肺などに

覚える苦しさは

まずは深い呼吸を繰り返すことで

少しずつ逃がしていきましょう。

そして苦しさが呼吸で溶けていく

様子を思い浮かべて

つらい箇所へ呼吸を通していきます。

 

そして少し落ち着いてきたら

今度はその、苦しい場所に

直に手を触れて、そっとほぐしてあげるように

やさしくマッサージをしてあげます。

みぞおちやのどの回りは

ショックにとても過敏なところですから

そっと、そーっと、こころよい圧をかけて

大丈夫、大丈夫と撫でてあげます。

 

こうした応急処置をしますと

不思議にショックにしばられていた心も

軽くなり出して

どうってことない、たいしたことないと

心の再生力も高まってきます。

まさにそれは

心とからだの連係プレーを感じる瞬間です!

 

心が悲鳴を上げたなら

同時にからだへの反応にも意識を向けてください。

心が傷を負ったときこそ

からだへのアプローチはとっても大切なのです。

 

また明日。

xxx