きれいな言葉遣いは

大切なマナーでもありますが

美と健康のためにも

とっても重要なものなのです。

 

乱暴な言葉は

自分のからだを傷つける

ウイルスでもあるのです。

それは、語気荒く

きつい言葉を口にすると

脳はそれを敏感に感じとるとともに

全身へ「不快」のサインを送るためです。

すると、途端に呼吸がしにくくなります。

同時に血流も滞るので

顔が火照ったり

青ざめてひんやりしたりもします。

もちろんメンタルにとっても

大きなストレスになります。

よくない言葉ばかり口にしていると

キレやすい脳を作るとも

言われているのは

まさにこの不快感からのストレスが

起こすことなのです。

 

そして言葉は人を作ります。

人間は、太陽、空気、水、栄養の

4つの恵みによって生かされていますが

そのほかに愛情と言葉も

重要なものなのです。

特に言葉は、その人の印象を作る主材料。

トゲのある言葉ばかり使う人は

見た目も決まってトゲトゲしく映りますし

明るい言葉を選んで話す人からは

ほがらかでにこやかな雰囲気が

常に伝わって来るもの。

 

つまり、理想通りの自分になるには

理想の自分にふさわしい言葉で

話せばいいのです。

やさしく、あたたかい人になりたければ

真心が伝わる

穏やかな響きのある言葉を使えばよく

知的で、気品ある人になりたければ

理性のある優雅な言葉を選べばいいのです。

 

そこでおすすめなのは

なりたい自分にふさわしいくあるための

語彙を増やすことです。

理想のヒロインが登場する小説や

ドラマや映画のシナリオを

とことん読み込んでみてください。

暗記するほど読むほどに

セリフによってヒロインの魅力が

創り出されているのを感じるでしょう。

映像としての表現に比べ

活字だけの世界に広がるストーリーからは

心に残る言葉や言い回しが

たくさん見つかります。

すると、ヒロインが絶対に

使わないであろう言葉も、想像がついてくるでしょう。

加えて、敬語の使い方も

再確認すれば完璧です。

相手を尊敬する気持ちを

言葉に込めることを惜しまない人には

思わぬ幸運と、思慮深い美が

必ず訪れます。

 

言葉には敏感になって損はありません。

魅力的な人ほど

言葉が最高のビタミン剤にも

猛毒にもなることを知り抜いているのは

本当のことなんです。

 

また明日。