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本当に恵まれていることに

私の周りには本当に嫌な人が少なく

ありがたい限りなのです。

いつもよくしていただいて、

感謝の気持ちが尽きずにいます。

 

しかし、こうして生きておりますと

ごくわずかではありますが

「嫌!」と思う人は存在します。

そうした方にお会いしなければならないときは

かなり心の準備をしてから出掛けるのですが

やはり毎回、もやっとした思いを抱えて

帰ることになります。

 

また、時にはむかっ腹が立って

どうにもならないときもあります。

これは大変よくないことです。

何故なら、その「嫌な部分」にもろに反応して

同調していることになるからです。

すぐに気分を切り替えて

本来のすっきりしたペースを

取り戻したいものです。

 

ですが、どうしてその

「嫌」な部分をスルー出来ず

律儀なまでに反応してしまうのでしょう。

これには理由があるのです。

たとえば、その「嫌な人」の

いつも言葉にトゲがあること、

横柄なところが気に食わないとします。

確かにこうした態度は

人によい気持ちは与えませんが

もし自分に余裕があったなら

「しょうがない。こんな人もいるものよ」と

あっさり納得できるはずです。

ですが、そこに引っかかってしまうのは

本当の本心では、その嫌な人のことを

うらやましいと思っているからなのです。

 

その、人に嫌な思いをさせても

平気でいることの出来る心の強さ。

そしてそのようにふるまっても

問題ないと思える自己信頼感。

実は、腹が立つのは、

そうしたことが自分に欠けているのを

気づかされたせいではないでしょうか。

自分の心は強くない。

自分は、自分を信頼し切れていない。

本当はその人のパフォーマンスに

自分のコンプレックスが

あぶり出されたことが苦しかったから

その人に嫌悪感を持ったのでしょう。

 

ということは

きっと嫌だと思う人には

自分を知るためのヒントが

たくさん備わっているのです。

そうなれば素直に

ありがとうと言えようというもの。

いやはや、嫌なことにも

無駄などないんですね。

 

また明日。

 

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