「こうなったらいいな」

「あれがとっても欲しい!」

そんな夢が生まれると

日々に新しい風が吹いて来るような

気持ちになるものですね。

 

そして次の段階になれば

「果たしてそれは、叶うだろうか?」

といった自問がはじまることでしょう。

ここで、その夢が

自分にとって、かなりとてつもなく

大きなものである場合も

珍しくはないと思います。

 

するともれなく、

こんなふうにジャッジされるものです。

「やれば絶対叶う!」

「ちょっと、無理かも」

そしてもし、自分の中で

後者のジャッジが出てしまったら

あなたならどうしますか?

そこでもう、あきらめてしまいますか。

 

人生において

ここ一番の大勝負的な

大きな夢が生まれることは

あなた自身の生き方までも

問われることになるでしょう。

それを叶えるためには、これまでの常識や

価値観、セルフイメージを

ガラッと一新させることも

必要になるかも知れません。

 

それをもってしても、私は

この夢を叶えたいのか?

これは思案のしどころです。

大いに悩まれる場合もありそうですね。

あきらめるには心が痛むけれど

突き進むには躊躇する。

このふたつの気持ちで揺れまくるのは

無理もないことです。

 

そこで、ひとつお伝えしたいことがあります。

その無理めな夢について、自身に

こう問いかけてみてはいかがでしょう。

 

「もしそれが叶わない人生は

私らしい人生か?」と。

 

たとえば、俗な例えで恐縮ですが

エルメスのバーキンを持つという夢を

持ったとします。

そしてもしも手に入れることが

出来なかったとしたら

あなたの人生はあなたらしく

なくなってしまうでしょうか?

 

もしもエルメスというブランドに

心底心酔していて

エルメスこそ我が人生の

装いのパートナー!

そう言い切れるならば問題ありません。

きっと少しの困難があっても

どうにか入手する道は見つかるでしょう。

ですが、ちょっとした見栄や

プライドのため程度で

欲しくなっているのだとしたら

考え直す余地はあるかも知れません。

 

その夢が叶った人生こそ

私らしい人生か?

この問いがイエスなら

無理めな夢の叶う確率は

100%に近くなります。

何故なら、その夢は

あなたの在るべき人生のために

生まれたものだからです。

 

また明日。