IMARI20160806043107_TP_V1[1]継続は力なり。

そんな素晴らしい言葉があるからか

日本人は比較的

変化することに対して

ネガティブな反応を見せる場合が

多いようです。

続けることは美徳。ですが、変わることもまた、風通しがよくなる美徳なのです。

続けることが美徳。

昭和の時代は

そう思われていました。

 

ですが、終身雇用とやらも

一部の業種をのぞいて

とっくに消えてなくなってしまった

平成の現在。

もはや変わることこそ

一歩進んだ美徳と

言えるように思います。

 

また、さらに言うなら

「飽きる」という言い方より

「新たなものに出会った」

というほうが

気分的に

ぴったりくるというところもあります。

 

もちろん何かを

ずっと続けることは賛美しています。

その上で、何か新しいものに

心ひかれるときや

新しいものに向かって

動き出すときがやってきたときに

決まってたまらなく

わくわくする思いがあることも

事実なのです。

その新鮮な気持ちといったら

目の前の景色も

変わって見えそうなほど。

まるで、生まれ変わってしまうかのような

快感がそこにはあるのです。

自分自身に対して、驚くことはうれしいサプライズです!

そして、とってもうれしいのは

自分自身に対して、へえっと驚くことです。

あなたはそんなことに

興味がわく人だったのね、などと。

特に、これまでまったくの

ノーマークだったものに

ひかれたりしたときの驚きは

たまらないものがあります。

 

また、人生は一度きりですが

その人生の中で、変化が起これば

何度も違ったムードの人生が

楽しめるしあわせもあります。

変わることには

そんなお得感もあるのです。

ですから、変わっていくことに対して

移り気だなどという

ネガティブな反応はしないで

心のままに従っていきたいもの。

その時がきたならば

素直に順応していくほうが

自然なことではないでしょうか。

 

とは言うものの。

今好きでいる、あれこれに関しては

一生好きでいたいと

思ったりするのですが

この矛盾もまた

単純に愛おしんでみれば

さらに人生は楽しくなっていくのでしょう。

 

また明日。