どうしてだかその人と会うたびに

延々と愚痴を聞かされたり

よくない話ばかりが話題に上ることが

ストレスになっている人って

少なくないようですね。

 

それも、本当に悩んでいるから

どうにかしたいというわけでもなく

着地点のない話を

いつまでも聞かされていると

気は滅入るものです。

そんなとき、気づかなければ

いけないことがあります。

それは、聞き手の気分が

重くなるような話を続けている人は

決して自分のことを大切に

思ってはいないという事実です。

 

少々、よろしくない言葉ですが

なめられているのです。

あの人なら、いいように出来る。

あの人は、人がいいから

何を言っても大丈夫、などと。

冗談じゃありませんよね。

 

そもそも、どなたかと会うというのは

その人の貴重な時間を頂戴していること。

もしも自分と会わなければ

その分、仕事や勉強、家事などに

時間が使えると思ったら

決して不快な思いをさせてはならないと

よくよく気を付けるのが大人の女性です。

 

ですから、どうしてもその人に

聞いて欲しい愚痴があるなら

「お願い、3分だけ愚痴を聞いて」

そう伝えてみてはどうでしょうか。

その、3分と提示することこそ

あなたに長い時間

嫌な思いをさせたくないという

大切な友への思いやりです。

 

また、延々と愚痴を言いたいなら

友をその相手に選ぶことは

品のないことです。

傾聴カウンセラーやセラピストといった

プロに思う存分言ってはいかがでしょう。

 

大人の女性には、お若いお嬢さんほど

人生の残り時間は潤沢にはありません。

だからこそ、お互いの時間を

大切にしたいものです。

そうした機微がわからない人とは

早々に、さわやかに

パッと距離を置いてみては。

自分を大事に思ってくれない人など

あなたの人生には必要ない人なのですから。

 

また明日。