うわあ、太ってしまった!
体重計に乗ったとき。
いつものスカートが、きつく感じたとき。
確実に肉厚となってしまったのがわかると同時に、
ああ、どうしようと思います。
そして、(わたしの場合は 笑)、すぐさま一生懸命言い訳を考えます。
忙しかったし、ストレスもたまっていたし。
ピンチが続いて結構悩みもあったものだし。
それに美味しいごはんのお誘いも多かったから、
このくらいは致し方ないわよねと。
そうやって一旦は自分を納得させてみるのですが、
じきにまた、自分を責めはじめてしまいます。
どうしてこんなに摂生できなかったのだろうかと。
スカートのウエスト部分が、いつもより食い込むのを感じて、
自分のダメさ加減に情けなくなります。
そんなときに限って思い出してしまうのは、
いつもほっそりとスレンダーなあの人のこと。
自分と比較して、ものすごい自己嫌悪に陥ってしまいます。
しかし、ちょっと正気に返ってみると、わかることもあります。
どうしてこう、太ってしまったのか。
それには正当な理由があるのです。
食べることに意識を向けたからこそ、乗り越えられたこと。
食べ抜いていられたから、こうして心もからだも元気でいられていること。
太ったことで、実はきちんと恩恵にもあずかれているのです。
そこにちゃんと目を向けることを忘れずにいたいものです。
この贅肉は、あの大変な時期を乗り切ったことの証明。
いや、勲章とまで言ってしまってもよいのではないでしょうか。
そう、太ったときこそ、自分を全力で全肯定する。
これが、しあわせ体質を高める、重要な要素その1です。
完全に健全であるために必要なことは、
1 自分のからだを愛すること
2 自分のからだに感謝すること
この2点だと思います。
たとえ多少足が太くたって、くびれが少なくたって。
どっこい、このからだで今、生きているのです。
今の毎日を支えてくれているのは、このからだなのです。
どんなに疲れても、がんばって働いてくれて、元気でいてくれている。
行きたいところに自分を運んでくれるし、お金も稼いでくれる。
人を愛せて、夢もかなえられる。
このからだがあるからこそ、しあわせになれるのです。
そう思ったら、現状に応じてちゃんと贅肉をたくわえてくれたからだが、
愛おしく、健気に思えてくるはずです。
このことに気づいたときから、わたしは太ることにも意味があるのだと
思うようになりました。
そしてからだはとてもよくできています。
ピンチの波が去って、悩みごとが解決したなら、次第に体重も
もとに戻って行きますし、スカートも再び、楽にはけるようになるのです。
太ったときこそ、食べることでくじけずにすんだ、強い自分をほめましょう!
そして痩せようと焦らないこと。
さらに、自分を支えてくれた贅肉に感謝したいものです。
この贅肉は、これまで自分をしっかりと守ってきてくれた「戦友」でもあるのです。
近々お別れするのですから、たくさんお礼を言っておかなければなりません。
モデルが生業の方なら話は別ですが、
痩せていること、服が最高にきれいに着こなせることが、日々の目的ではない。
このこともちゃんと、頭の隅においておくと、安心して自分のからだとつきあっていけると思います。
だって、好きでたまらないのです♪
また明日(^_^)/
xxx
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