かつて、かなりきっちりとベジタリアン生活をしていたことがあります。
当時、こんな食生活にしたことをカミングアウトすると、大抵の人に「それでからだは保つの?」「からだこわさない?」と、気遣っていただいたものでした。

ところが、からだをこわすどころか、体調もとてもよく、朝はすっきり目覚められるし、胃腸はいつも軽くて快適だし、もちろん貧血なんかもなし。
大変快適な毎日でした。

今は、ライフスタイルや心境の変化から、かなりルールをゆるめてしまっています。
週に数回は魚や卵を食べ、友との外食では何でもいただくという食生活です。
それでも野菜と少々の雑穀中心の食生活はとても心地いいものです。

しかし、ベジタリアンとなった途端に、体調を崩す方もいらっしゃるのです。
これはもう、たんぱく質不足が原因です。
動物性たんぱく質をとらないのなら、豆類や納豆、豆腐などの大豆製品をきちんととらなければよくありません。

そしてもうひとつ、欠かせないのがナッツ類です。
縄文時代や弥生時代、日本人にとって木の実が重要なたんぱく源だったと言われていますが、その通り、肉や魚にも劣らないほどのたんぱく質がとれます。
アーモンド、くるみ、松の実などはサラダに合わせても、バナナやリンゴに合わせても美味しいコクをプラスしてくれます。
ナッツがあれば、とても風味豊かな、美味しいメニューが毎日いただけるのです。

そして冬場は、オイルもナッツで出来たものを使うと、美味しくスキンケアが出来ます。
外側からのスキンケアに加えて、からだの内側からも上質なナッツオイルをとれば、乾燥から来る肌荒れなど一撃です。
一番のおすすめは「麻の実油」です。
実はこれ、正確に言うと、「大麻の実」と言います。
もちろん、合法的な食物で(笑)、食べたからといって変になるものではありません。
変になるどころか、女性のからだにとてもいいものなのです。

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麻の実にふくまれている必須脂肪酸は、細胞膜やホルモンの原料になるもので、体を健康に保つための機能のほとんどすべてにかかわっているもの。
からだのなかの要らないものを出してくれるはたらきもあって、体内の脂肪を溶かす作用もあるのだとか。
そしてこの栄養素は、肌のハリやツヤ、うるおいのためにも欠かせません。

この「麻の実油」は、オリーブオイルに似たきれいなグリーンで、その香ばしさがたまらなく野菜に合うのです。
サラダはもちろん、温野菜にもディップのような感覚でいただくと、止まらなくなります。
麻の実油が食べたくて、野菜をたくさん買いたくなってしまうほどです。

また、麻の実の恩恵を十分に得るには、このオイルは絶対に加熱しないで使うのがポイントです。

オイルは太るからと、避けなくても大丈夫。
よい油は、ダイエットにも、スキンケアにも味方になってくれます。
美味しくいただき、ツヤのある人になりましょう(^・^)。

また明日(^_^)/

xxx