縁あって知り合った人と
関係が切れてしまうことがあります。
どちらかが遠方に引っ越すといった
物理的な理由もあれば
修復不可能ないさかいによる
感情的な理由もあるでしょう。
また、特に理由はなくても
何となく連絡が途絶え
そのままになってしまうことも
あるものです。
様々なケースはあれど
人との縁が切れる理由は
ただひとつです。
それは、どちらかの人間的なレベルが
上がるか、下がるかしてしまった場合です。
人間同士が関係を深めていくには
お互いの人間性が
同じレベルであることが大切なのです。
ちなみに経済的なバックボーンや
学歴、生い立ちといった
肩書的な要素は一切関係ありません。
ポイントになるのは、向上心の高さです。
魅力をアップさせていくには
美容、ファッション研究といった
外見磨きだけでは不十分。
自分の世界を広げてくれる
心惹かれるテーマについて
学び続ける姿勢も大切です。
こうしたことから離れてしまうと
あっという間に人に与える印象が
悪くなってしまうのです。
それは興味の対象が
自分の半径数メートルほどにとどまるために
引き出しが貧しくなり
話題も人のうわさ話といった
俗なものに向きがちになってしまうからです。
また、一度レベルが下がってしまったら
自分を取り巻く人間関係も
確実に変わります。
まさに、自分の周囲にいる人たちは
自分の鏡なのです。
もしも身近な人たちに対して
不満があるのなら
自分をひたすら高めるしかありません。
すると、気付いたときには
その輪から抜け出せています。
これは不思議なくらい、本当のことです。
自然で健全な人間関係のためには
その人の人格を作り上げているものの
クオリティが同じであることが欠かせません。
そしてもっとも理想的な間柄は
切磋琢磨し合える関係。
相手という存在がよい刺激であれば
永遠にお互いを高め合いながら
友情や愛情も深めていかれるのです。
そして、人付き合いをする上で
絶対にやってはいけないことがあります。
それは、相手のレベルの低さを感じたときに
バランスを取ろうと
自分のレベルをわざと下げることです。
これは、自分の進化のスピードを止め
運を停滞させてしまう最悪な行動です。
どんなにその人と付き合いたいという
一心からだとしても
相手にとっても失礼な話です。
よいご縁を結び続けたいなら
自分を高め続けるしかないのです。
その結果、切れてしまったご縁に
未練など必要ゼロ。
振り向かずに手放すことが
お互いにとって最上の選択なのです。
お近づきになりたい人に
ふさわしい自分になるための努力って
とってもやり甲斐があると思いませんか?
また明日。