昭和の時代には

「髪は女の命」と言われたものでした。

現代は男性でもそうですね!

 

昨今では、カラーリングに飽きて

黒髪に戻す人も増えています。

それもそのはず、しなやかでツヤのある

日本人の黒髪は、世界中から

あこがれの視線を集めているのですから。

適度な湿度のある気候や

海草を食べる習慣があることなど

私たちは髪のために

とても恵まれた環境にあることに感謝して

さらなる美髪をめざしていきたいものです。

 

そして日本には、はるか昔から

大変すぐれたヘアケアグッズが

存在していました。

今のようなシャンプーや

トリートメントもない時代でも

日本の女性たちは美しい髪を

見事にキープしていたのです。

 

そのすぐれものとは、つげの櫛です。

つげで出来た櫛の最高の長所は

静電気を発生させないことです。

パーマやカラーリング、縮毛矯正などで

髪が痛みはじめると、ブラッシングで

髪が切れてしまうことがありますが

これは静電気による刺激のしわざです。

静電気は髪を傷つける、一番の悪者なのです。

 

つげの櫛を使って驚くのは

その櫛通りのよさですが

これも静電気が起きないためです。

また地肌への当たりも

とてもやさしいため、健康な髪が育ちます。

抜け毛もぐっと少なくなりますから

パートナーにもおすすめですね。

 

さらにつげの櫛は

椿油を軽くなじませて使うので

とかすだけで

髪に栄養分がいきわたってツヤツヤに。

とりたててほかに

特別なヘアケアなどしなくても

常用するうちに髪の質も強くなっていきます。

注意点は、濡れた髪には使わないこと。

十分に乾いた状態でとかしてください。

 

古くから日本女性の美を

支えてきたつげの櫛には

現代女性をひとり残らず

大和撫子に変えてしまうパワーがありそう!

美髪とともに、清楚で凛とした

雰囲気も手に入れたいですね。

 

また明日。