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ダイエット中にぶつかる

一番の壁は、停滞期でしょう。

ですから、ダイエットが

成功するかどうかは

この期間を

どう過ごすかにかかっています。

停滞期は、自分のからだを守るために起こること!

まず、停滞期を迎えても

焦らずそのまま

ダイエットを続ければ

必ず体重、体脂肪ともに

落ちていく事実を知りましょう。

 

人間のからだには

あるべき状態に戻ろうとする力が

どんなときにも働いているのです。

太り過ぎてしまうと

体内では危機を感じて

痩せようと細胞が動き出します

(痩せ過ぎている場合は、反対に太ろうと)。

太り過ぎている状態は

もともとからだにとって

快適ではないので

何とか改善しようと

自然治癒力にスイッチが入るのです。

きちんとダイエットをすれば

効果が出るのはそのためなのですね。

 

ですが、人間のからだは

よく出来ていて

食生活が変化したことで

ある程度体重が落ちると

このまま体重を落とし続けて大丈夫かと

様子見が行なわれます。

体温は維持出来ているか、

血糖値は調節出来ているかと

生命活動にとって欠かせない機能を

正常に保つために

消費カロリーを減らして

体重キープに入るのです。

これを余計なことと

思ってはいけません。

健康を損なわずに

ダイエットをするには

絶対に必要なからだにとっての

調整機能だからです。

停滞期は、ダイエット第2章への助走期間! そのまま淡々と継続するのが正解です。

停滞期は、安全に

ダイエットを進めるための

重要な時期と考えると

体重計の上でため息をつくことも

なくなるでしょう。

このからだの仕組みが

わかっていれば

停滞期もポジティブに過ごせるはずです。

 

さて、この停滞期の乗り切り方ですが

とにかく食習慣は変えないこと。

どうせ停滞期だからと

せっかく身についてきた

正しい食生活を乱すのはNGです。

それは、これから

ダイエットの第2章へ

向かおうとしているからだに対して

あまりにも思いやりのない行動です。

 

あわてず騒がず、淡々と

これまで通りの生活を送りましょう。

あなたが誠実にダイエットを続ければ

やがてからだのほうから

この先も体重を落として大丈夫、

というゴーサインが出ます。

それまで自分のからだを信じましょう。

ほかの誰でもない

あなた自身のからだなのです。

あなたさえ投げ出さなければ

決してからだは裏切りません。

 

停滞期に大切な心の要素は

安心と信頼感です。

気楽にのほほんとしているくらいで

ちょうどいいのです。

神経質な人は

ちょっとのん気に構えてみてくださいね。

 

また明日。