あなたの趣味は、何ですか?
趣味はただただ、楽しむもの。それ以外に、何の目的も、付加価値もないのです!
趣味とは、余暇に
好むことを行なう行為です。
ですから、趣味の世界には
一切の悩みやストレスといったものは
生まれないものです。
ですが、その趣味が
ストレスや悩みの種に
なっているという場合も
よくあるようです。
その理由は、たとえば
いわゆる「趣味仲間」との
関係が好ましくなくなったり
その趣味を行なうための
時間やお金が足りないなど
本当に様々です。
そしてもっとも多いのが
その趣味に飽きてしまったということ。
すでにほかのことに
関心が向いてしまって
そちらがやりたいのに
我慢して今の趣味を続けている場合も
あるようです。
いったいこれは、どうしたものなのでしょう。
趣味とは、本来
心を豊かに、うるおわせるために
行なうことなはず。
苦痛を強いてまで続けるなど
本末転倒もいいところです。
そして、特に気になるのは
もう飽きてしまっているのに
仕方なく続けている方が
存在することです。
理由をうかがってみると
せっかくここまで続けてきたため
もったいなく思ったり
今やめるのは三日坊主的で
抵抗があると
考えているという答えがほとんど。
やめてしまうことを
引き延ばしているのは
実に趣味との向き合い方が
とっても真面目で、律義なことに
あったのでした。
はじめようが、やめようが、好き勝手にできるのは趣味の世界くらいです!
また、その趣味を行なっているために
優越感が味わえたり
劣等感を拭えるといった部分があれば
またストレスの根も深くなるでしょう。
そんな、趣味に関することで
もし今、お悩みを抱えている方が
いらしたとしたら
ただひとつ言えるのは
世の中、はじめようがやめようが
思い切り好き勝手にできるのは
趣味くらいしかないということです。
趣味は、仕事でも恋愛でも
人間関係でもなく
何ひとつそこに責任などありはしません。
やりたいから、やる。
やりたくなくなったから、やめる。
こんな気持ちが堂々とまかり通る
どこまでも自由な世界なのです。
ですから、少しでも嫌気がさしたなら
あっさりやめて
次のお楽しみを探せばいい、
それだけのことです。
ただ、もしも
趣味を実益に生かしたいとか
もっと趣味の世界を極め
精通したいと願うことで
悩みを抱えているのなら、
それはもう、趣味の範疇を超え
「学び」の領域に来ていると言えます。
学びには悩みも
行き詰まりも付きものですから。
この苦しさも、ストレスも
1段階上にいくための
レッスンととらえて
進んでいくしかないでしょう。
もしその趣味をやっている
自分のことが
少しでも好きではないと感じたら
離れどき、やめどきでしょう。
趣味は極めるものではなく
ただ楽しむためのものなのですから。
また明日。