今、どうしても欲しいものがあるというあなた。

どうしても行きたい、会いたい、買いたい、

なりたい、などなど、

そんな欲望を覚えると、多かれ少なかれ

そのことに執着してしまうものですよね。

ひどい場合になると

それこそ四六時中そのことを考えて

思い続けることさえあります。

 

ですが、こんな状態に陥ると

まずその願いは叶わないか

叶う時期がうんと遅くなってしまうようです。

何故なのでしょう?

どうやら執着心って、

物事がスムーズに行くための循環を

さえぎってしまう力を

持っているように思われます。

 

そもそも、執着心そのものを

どんなものかとイメージしてみると

私は重くてカチカチに硬いハートという

感じを覚えます。

いかにも、願いに向かって

飛んで行こうとする、思いの足を

ひっぱってしまうかのような

実に鬱陶しい気持ち、といった感じがするのです。

反対に、さらさら、ふわふわとした

無重力のハートだったら

もっと軽く、楽に

夢に向かって飛んで行かれることでしょう。

 

心に生まれた願望を叶えたかったら

やっぱり執着は解き放ったほうがよさそうです。

それよりもまず

願いが生まれたら、それを感じた自分の心に

感謝してみてはどうでしょうか。

素敵な未来を設計してくれたことに

心を込めてありがとうと言うのです!

そして、その後はもう、その願望を

さらりと忘れてしまいましょう。

ぽーんと空高く、思いを放り投げたら

後は涼しい顔をして、

淡々と粛々と、思いに向かって

軽やかに行動していればよいのです。

 

そもそも、「~がしたい! 欲しい!」と

願う気持ちは

まだそれを手にしていないという

寂しさ、口惜しさに直結してしまうもの。

これは怖いことです。

せっかくの願望から

そんなマイナスの感情を

引き出してはつまりませんし

それは、欲望や夢に対する非礼でもあります。

さあ執着心から自由になって

やるべきことを、ザクザクと

行なっていこうではありませんか!

 

また明日。