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「やらなければならないこと」に

追いかけられている感覚は

ストレスになるものです。

「後回しにしてしまおう」この発想は、暮らしを停滞させる恐ろしいもの!

日々の暮らしには、驚くほどたくさん

しなければならないことがあります。

それを私たちは優先順位にしたがって

ひとつひとつ行なっています。

 

そんな中、時折ひょっこりと

イレギュラーな用事が

入ることもあるものです。

日頃のルーティンワークはもう

反射的に手をつける習慣ができていますが

突発的な用件に対しては

ちょっとした「壁」のようなものを

感じてしまうものです。

 

たとえば粗大ごみを出すとか

何かの手続きをするなど

日々、手慣れて行なっていないような

そして、少々面倒に思うようなことは

時間的な猶予を無理やり考えて

後回しにしようとする傾向があるものです。

 

ですが、後回しを決め込めば

ほっと安堵はするものの

それはほんの一瞬のことで

すぐに後から浮かんでくるのは

「まだ間に合うか」

「いつまでにやれば大丈夫だろうか」

そんな、ちくちくとした気がかりです。

これは本当に気を重くさせるもの。

 

よって、ほかにするべきものへの

モチベーションが下がってしまって

暮らし自体の動きが停滞する結果にも

なってしまいます。

優先順位にとらわれず、目の前にあらわれたものはすぐに片づける! これで自分自身の「性能」も上がるのです。

暮らしを動かしていくために

私たちが大事にしているのは

優先順位というものですが

時にはこれを度外視して

融通をきかせるゆとりも持ちたいものです。

 

すると、突然に目の前にあらわれた

用事に対して、すぐに対応しようという

勢いも生まれます。

 

そしてこの、「すぐにやる」という行動は

行なえば行なうほど

物事に対して身軽に、躊躇なく

取りかかれるようになっていかれます。

ぐずぐずすることがなくなるのです。

 

すると、徐々に自分自身の性能も

上がっていき

日に行なえることの量も質も

どんどん高まっていきます。

ただ単に、すぐに行なうことだけで

自分の底力が上がるなんて

とっても得した気持ちになれます。

 

さらにもっとうれしいのは

日々の中の「保留」という荷物が

なくなっていくことです。

いつもやるべきことを終えている、

あるいはしっかりと

取りかかっているということは

自信と安心をダブルで与えてくれるのです。

この快感はたまらないものがあります!

 

さて、今日も

気が付いたこと、頼まれたこと、

降ってわいたことなど(!)を

その都度片づけていきましょう。

その習慣はきっと

うれしいことへのスピードを

上げてくれるように思います。

 

また明日。

xxx