もはや女性だけの世界ではなくなった美容道。

これに、「卒業」というものはないのです。

きれいになりたい、と願ったその日から、

人生が終わるそのときまで、

ずっと続けていくこと。

そう思えてなりません。

 

しかし人間は機械ではないので

毎日のメンテナンスを欠かさなかったからといって、

常に正常運転ができるわけではありません。

われら生身の生き物は、

ちょっとした環境や心の変わりようによって

たやすく調子は崩れてしまいます。

 

また、どうしても日々のお手入れが面倒になったり、

食のリズムが乱れてしまうこともありましょう。

 

繰り返しますが、人間は機械ではないのです。

絶好調のときもあれば

絶不調のときもやってきます。

 

どんなにがんばっても、

思うように結果がでないこともあって当たり前。

その理由は、取りも直さず、人間だからです。

 

なので、どんな状態になろうとも、

美容道から降りてしまってはもったいないのです。

 

そして、もっとも「降りたく」なってしまうのが、

ある日突然突きつけられる変化を見たときです。

 

ほうれい線。

しわ。

たるんだシルエット。

 

鏡の前で、その進行ぶりに

「ギャーッ」

そんな声を上げたくなるほど、それはショックなものです。

 

ですから、もういい、一抜けた! 

そう、投げ出したくなるのも当然のことです。

しかしここで、完全に降りてしまっては、

もうその瞬間から、加齢に屈することになります。

そうなれば、加齢が起こす様々な症状は

どんどん加速するばかりでしょう。

 

そんなときこそ、ちょっと気合を入れて、

リタイアなどするものかと、自分に宣言したいところです。

 

たぶん、美容道は、長距離マラソンのようなものなのでしょう。

苦しくてならないときもあれば、楽に走れるときもある。

自分の美容状態も、また同じで、

リタイアさえしなければ、この先また必ず、

「いい感じ」のときはやってくるのです。

 

このリタイアを避けるためには、何度でも「やり直す」こと。

それが肝心だと思います。

ダイエットも、スキンケアも、挫折してもよいのです。

失敗しても、やり直すことができたなら、

それまでの努力は無駄になるどころか、

これからの下地となって、支えてくれるでしょう。

 

 

最後まで走り抜けてこそ、美容道。

調子がでなければ歩いても全然OKだと思います。

要は、なんとしてでも試合放棄を避けること!

また明日(^_^)/

xxx