過食を防ぐ、簡単なコツ！　食前の数分の習慣で、食後の気分が軽やかに！

太りやすい人は

食欲のコントロールが

できない傾向があります。

どの程度空腹なのか、感じとる習慣をつけませんか？　

食事の適量がわからない原因に

まず咀嚼不足があります。

いわゆるフードファイターの皆さんは

ろくすっぽ噛んではいませんよね。

あれは、しっかり噛んでしまったら

すぐにおなかがいっぱいになるからです。

つまり、噛まずに

飲み込むようにして食べては

脳の満腹中枢が働かず

当然ながら、食べ過ぎてしまうのです。

 

また、自分のからだに意識を向け

どの程度空腹なのかを

感じ取ることも重要です。

食事をするのは

空腹を感じたときだけにするのが

食べ過ぎを防ぐ大前提です。

 

おなかも空いていないのに

食べるという行動を続けていると

空腹感、満腹感が

マヒしてしまうのです。

「口淋しい」という言葉を

エクスキューズにして

食べる習慣は

この際やめてみませんか。

食前に、自分の心を見つめてみると、食に対してフラットに向かい合えます。

そして、毎食必ず

食べ過ぎてしまうという人には

食前にぜひ

行なってほしいことがあります。

数分でも時間をとって

自分の今の胸のうちを

しっかり見つめてみるのです。

 

つい過食気味になってしまう人は

食前の思いが

必ずと言っていいほど揺れているもの。

怒りやジェラシーを抱えているときなど

気持ちの高ぶりにまかせて

乱暴なまでに

食べ過ぎてしまうことって

あるものですよね。

食べて忘れようという発想は

よろしくありません。

どんなに食べたところで

自分のなかにある苦しさは

まぎれるものではないからです。

 

また、一番過食になりやすいのは

淋しかったり

欲求不満だったりするときです。

ですが、心のすき間もまた、

食べ物では埋まりません。

むしろこうした気持ちでいるときに

食べ過ぎてしまうと

精神衛生上、最悪の結果になります。

食べ過ぎた自分を責めてしまって

さらに自己評価が下がって

空しさに拍車がかかるからです。

食事の前には、自分を女王様のように扱って！

このように心の中が

ニュートラルな状態に

ないことを自覚したら

とりあえず食事をするのは待ちます。

そして、自分の中にある

苦しさやつらさと向かい合い

対話してみてください。

その際には

思い切り自分の思いを

ひいきするのがコツです。

たとえ自分に落ち度があったとしても

決して否定せず

女王様のように扱ってあげるのです。

 

魔法のフレーズは、

「つらい思いをしたのに、よく耐えられたね。素晴らしい！」

 

このフレーズで

今の自分を丸ごと認めてあげると

だんだん気分の波も

凪いでくるのに気づくでしょう。

 

食べ過ぎを防ぐために

こんにゃくなどで

おなかを上げ底にするという

方法もありますが

それよりも、思いを静めるほうが

自分にやさしいメソッドです。

間違っても、乱れた心のまま

ファストフード店に駆け込む、

ということは絶対に絶対に避けてくださいね。

 

また明日。