DSC_1689ほどほどのお酒が

楽しめることは

食事も美味しくなりますし

とっても人生が

豊かになるものだと思います。

「やけ酒」で、憂さ晴らしできたことがありますか? それは自分いじめ的な飲み方にしかなりません。

大好きなミュージシャンの

ライブが終わった後

ライブハウスの

カウンターでグイッと飲む

冷たいビール。

気の置けない友と一緒に

美味しいお料理と会話を

楽しみながらいただく

レモンのきいたハイボール。

様々な場面で、アルコールは

適量であるなら

その日を華やかに

祝福してくれるものです。

 

ですが、残念なことに

「やけ酒」などと呼ばれる

お酒の飲み方が

この世にはあります。

嫌なこと、

つらいことなどがあったときに

酔ってそれを忘れようとする

乱暴なあの飲み方。

実は私も若かりし頃、

さんざんやった覚えがあるのですが

そんなふうにお酒を飲んだところで

心の憂さなど

少しも晴れはしないのです。

むしろ、いっそう

気分は下がる一方で

自分いじめにしかならないという

最悪の結果になってしまうもの。

 

それはどうしてかと言えば

酔うにつれ、人間は

今、思っている気持ちを

いっそう強調して

感じてしまうからなのです。

 

なので、楽しいときに飲んだなら

一段と楽しい気分になりますし

しみじみとした思いで飲めば

さらにしみじみとなります。

と言うことは、お酒というものは

今の気持ちを、深く深く

再確認させてくれるものでも

あるのかも知れません。

つらい気持ちを和らげたいなら、デトックスしませんか? 「入れる」行為より「出す」行為のほうが、断然有効です!

そこでもう、「やけ酒」などという言葉は

人生の辞書から削除してしまうことを

心からおすすめします。

 

そして、つらい気持ちを和らげたいなら

「デトックス」を行なってみては

いかがでしょうか。

ランニング、ジョギングなど

思い切りからだを動かして

さわやかな汗をかくのです。

 

どうにも力が出なくて

からだを動かす気にもならないなら

岩盤浴やサウナへGo!

ひたすらに汗をかいてください。

汗をかきながら、泣いてしまっても

まったくいいと思います。

からだ中の要らないものを

すべて出し切ってしまえば

不思議に心の不要物も

一緒に出ていってくれるものです。

 

つらいとき、苦しいときには

どうやら「入れる」行為は

よくない結果に終わるようです。

お酒しかり、食べ物しかり。

衝動買いもそうですね。

そんな心境のときに

自分に何かを与える行動をとると

心もからだも重苦しくなって

かえって回復までに

時間がかかってしまいます。

 

つまり、とにかく

出して、出して、出し切ることが

一番の心のケアになるのです。

汗をかいて、涙を流して、

要らないものを捨てるのもいいですね。

この、「出し切る」デトックスは

確実に効果があります。

もう、お酒は

楽しいとき、

しあわせなとき限定で飲むことを

あなたという世界の法律として

定めてみてくださいね。

 

また明日。