気分のアップダウンは
誰しもあるものです。
些細なことで落ち込んでしまうかと思えば
つらいことがあっても
割と平気でいられるときもあります。
気分が一定しないのは
よりよいQOL
(クオリティ・オブ・ライフ
=生活の質を維持、向上させること)
のためによろしくないことなので
どんなときでも、心を枯渇させないよう
気をつけるのが大事です。
では、いったいどうすれば
よいのでしょうか。
よく言われるのは、
自分を大切にするということです。
自分を大切にする方法。
それはもう、
自分がよろこぶことをたくさん取り入れて、
嫌がることはしない。
これしかありません。
しかし、この
「自分がよろこぶこと」が何だかわからない、
という人が、結構いらっしゃるようです。
これは、心が弱ってしまっているために
楽しさに対しての反応が
鈍っているのかも知れません。
そこで、自分を大切にして、
ダメージや疲れを回復させる
最強の方法をご紹介します。
それは、「衣食住」を
大切にすることです。
生きるための超ベーシックな、
なくてはならないもの。
とりあえずこれらをていねいに、
手をかけて行なってみると、あら不思議。
だんだん活力は戻ってくるのです。
最優先するのは、やはり食、でしょうか。
からだも、心も原材料は食べ物。
今日口にしたものが、
明日の自分を作るのは本当です。
たとえば、くたびれ切って、
もうどうでもよくなって、
冷凍パスタを食べてしまうことも
あるものです。
すると、やはり冷凍パスタ級の
エネルギーしか生み出せません。
ですが、諸事情ある日常
冷凍パスタを食べなければ
乗り切れない日もあります。
そんなときは
必ず自分に詫びを入れることです。
今日はごめんね、
明日はちゃんとするからねと。
それだけでもハートへのダメージは減ります。
(要は、ほったらかすことがダメなのです!)
衣、住もそうです。
心から好きだと思うものを、
大切にお手入れして着るのです。
服からのパワーはあなどれません。
皮膚から、視覚から
ダイレクトに自分に影響してきます。
いい加減なものを着ていたら
確実に心のエネルギーは減ってしまいます。
そしてお部屋も。
散らかさず、こまめにお掃除して、
いつも心地よい空間に
ととのえておきたいもの。
そう、早い話が
衣食住を趣味にしてしまうこと。
これがとっても、よい方法なのです。
こんなふうに、自分自身を
ゲスト扱いするように
毎日を暮らしていくといいように思います。
他人に対してマナーを心がけるように
自分自身に対しても無礼のないよう
大切なお客様のように
向き合って暮らしていけば
きっと心もからだも健やかに
あるべき自分を保ちながら
生き心地よく
生きていかれると思います。
また明日。