私たちの美と健康を脅かす
もっとも最悪なものと言えば
それはストレスでしょう。
太ってしまうのも、肌が荒れてしまうのも
それどころではなく
重篤な病に罹ってしまうのだって
その大きな原因のひとつに
ストレスが挙げられています。
また、過日には
あの「加齢臭」を世に提示した資生堂が
今度は「ストレス臭」なるものを
発見したそうです。
ストレスで自分が
におってしまうだなんて!
とんでもない話ですよね。
断固として、この憎むべきストレスを
徹底的に排除したいと
どなたも思われることでしょう。
ですが、だからといって
ストレスを必要以上に怖がって
がむしゃらに避けようとしてばかりいるのも
少々、問題です。
何故なら、ストレスにも
いいストレスと、よくないストレスが
あるからなのです。
その見極め方ですが
よくないストレスとは、それを受けたことで
いいことが何ひとつないストレスです。
自分の心が全力で拒否するような
人間関係や社交、仕事などは
それを克服したところで
メンタルには消耗感しか残りません。
ですから、これは心がけて
そのモトを断つようにしたいものです。
では反対に、よいストレスとは
これはもう
よろこばしい結果のために
起こっているストレスです。
何かを習得したり、実現させたり
そして成功! させたりするには
その途中で、当然心が苦しむ場面も
あることでしょう。
ですが、そのストレスは
未来の歓喜のために今、
必要であるとも言えるものなのです。
こんなストレスなら
受けて立ちたいところです。
その苦しい心情の中でも
「今、成功の途中なんだわ」
と感じていられたなら
そのストレスも、自身を磨き上げるための
スクラブのように思えることでしょう。
癒しばっかり求めていても
人間はなかなか成長出来ませんし
また、心からのよろこびにも
出会いにくいものです。
あなたの素晴らしい未来のための
ストレスというのは
言わば好敵手、といった存在です。
望むところだ、くらいに思えたら
きっと心の基礎体力も
ぐっと上がっていることに
気づけるはずです。
また明日。