忘年会シーズン、真っ只中ですね。
お座敷がたくさんかかっている方など
そろそろ胃腸の疲れを
感じている頃ではないでしょうか?
この時期は、あれこれ食を制限したり、操作したりしないほうが正解です!
身も蓋もない事実で
私もこのことをおおっぴらに書くことは
はばかられるところもあるのですが
仕事がらみの忘年会は
一度出席するだけで、とっても
胃腸に負担がかかるもの。
これは、どうしても緊張感が
抜けないままに
飲食をすることに原因があります。
また、宴席ともなれば
気を使うことも多いですよね。
2次会は気の合った仲間同士で
飲み直したいというのも
致し方ないというものです。
それは、胃腸もリラックスした状態で
食べ物、飲み物を迎え入れたいからなのです。
そんな昨今、皆さまも
自衛策として、胃腸薬を買い置きしたり
少しでも消化のよい食事をしようと
考えていらっしゃることでしょう。
そこで、今日はこの時期に
ちょっと意識しておくといい
食事のとり方をご紹介します。
それは、極力普段の食生活を
変えないこと。
胃腸にいいからといって
普段めったに食べないようなものを
イレギュラーにとらないことなのです。
何気なく、いつも食べているもの。それがいちばん胃腸が得意としているものなのです。
たとえば、日頃
たんぱく質はどうしても
お肉を選びがちという方。
胃腸が弱っているからといって
消化のことを考えて
豆腐や白身魚などを
食べようとするのは
避けたほうがよいのです。
それは、胃腸にとって
消化、分解、吸収するのが
得意な食べ物は、お肉だからです。
これは、常日頃から肉を
とっていることで
肉への働きかけに慣れているから。
(また、肉を消化することが得意だから
肉が好きになる、ということも
もしかしたら少しは
考えられるかも知れません)
なので、日頃の食生活から
大幅に離れないことが
この時期、最後まで元気に
乗りきるためのコツなのです。
とは言え、もちろん
最低限のバランスは考えることは
お忘れないように。
また、いくら好きだから
胃腸も得意部門だろうと思って
スイーツばかり食べてはNGです。
そして、消化がよくなるよう
何を食べるのにもよく噛んで。
忙しいからと言って
飲みこむように食事をすませるのは
胃腸に対する虐待行為!
どうぞお健やかに
美味しいシーズンを楽しんでくださいね。
また明日。