丸々と太ったタレントさんが
いかにも高カロリーなメニューを
美味しそうに食べている
番組がありますね。
あのような料理は、まさに肥満食。
大盛りの白いごはんに
ギラギラと脂の浮いた
お肉の煮込みをこってり乗せたものや
乳脂肪たっぷりのクリーミーな
グラタンやシチューなどは
どう考えても
ダイエット向きの料理とは
言えませんよね。
はっきり言いましょう。
太っている人は
太る食べ物が大好きなのです。
同じ肉なら、
しゃぶしゃぶよりもトンカツ。
さらっとした
トマトソースのパスタより
こってりカルボナーラ。
そして和菓子よりも
ケーキをかならず選んでいます。
飲み物も、無糖のものより
甘いジュースといったように。
さあ、よい機会です。
ここで自分の食の好みを
思いっ切り変えてみませんか?
意外に本当の好みは
違うところにあるかも知れませんよ。
今日からこれまでのテリトリーを離れて
新規開拓してみましょう。
まずは、実力のある
和食のお店を数軒、見つけてください。
そこで、これまでなら即座に
天ぷら、フライ、と注文していたのを
思いとどまって
まずは煮物と酢の物、和え物と
いったものに注目してみましょう。
本当に美味しいお店の
こういったお料理は
だしがびっくりするほど使われていて
それが素材の味を引き出しているので
油に頼らなくても
うまみの力で十分満足できるのです。
こんなお食事を
最初のうちは頻度を上げて
週に3回は頂くようにしましょう。
自炊できればベストです。
人間は、いつも食べているものを
好きになるという習性があるので
やがて頭のなかに新しい回路ができて
あっさりした風味好きのあなたが誕生します。
それでも、どうしても
こってり系のものをガッツリ食べたい、
といういうときには
牡蠣のチャウダーをおすすめします。
レシピは以下の通り。
① ベーコン(脂の少ないところ)2枚を
細切りにして炒め
そこへサイコロ状に切った人参半本、
じゃがいも中1個、玉ねぎ中1個を入れて
さっと炒める。
② そこへ水1カップと
コンソメスープの素を1個入れて煮立たせる。
③ 強火で熱したフライパンで
牡蠣の表面をさっと焼いておく。
④ ②に③の牡蠣を加え
さらに豆乳を400ml加えて
ひと煮立ちさせる。
塩とこしょうで味をととのえれば完成。
牡蠣には、神経のはたらきを
正常に保つビタミンB12が
豊富に含まれているので
精神が安定し
こってりフードへの渇望も
満たされることうけあいです。
また、牡蠣に含まれている、豊富な亜鉛。
これは日常、どうしても
不足しがちなものなのですが
代謝を活発にし
脂肪燃焼しやすいからだにするために
非常に大切な栄養素なのです。
さらに豆乳に含まれる「大豆ペプチド」が
脂肪の燃焼をうながすので
ダブルで脂肪が燃やせる
理想のメニューでもあります。
また明日。