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今日は満を持して

ずっとお伝えしたかったことを

述べていきたいと思います。

お酒もタバコも、美食も無縁だった母が、脳梗塞に。その原因は、塩分以外に考えられませんでした。

以前にもお知らせしましたが

昨年末に私の母が

脳梗塞で入院するという

まさかの出来事がありました。

 

諸説はありますが

この脳梗塞というもの、

主な原因はお酒にタバコ、

高コレステロールに運動不足、

そして塩分と言われています。

 

わが母の場合

お酒大好きな私と違って

まったくお酒は飲みませんでしたし

喫煙歴もなし。

さらには美食やスイーツにも

それほど関心がないタイプでした。

また、車の運転ができないため

何処へ行くにも徒歩でてくてくと。

運動はそこそこ足りていたと

思われます。

 

となれば、引き金になったのは

もう、塩分一択と言えるでしょう。

1日6gの塩分でも、工夫次第で美味しくいただける! 減塩のハードルは思うより高くないと知りました。

身内の恥をさらすようですが

母はいわゆる粗食を好むタイプで

佃煮、梅干し、漬物などで

白いごはんを食べていれば満足、

といったところがありました。

そう、塩分+炭水化物メインの

食生活です。

少々気になってはいましたが

とにかく健康そのものでしたので

私も特に注意もせずにきてしまったことを

今となっては悔やんでおります。

 

さて、そんな母に対して

入院中は、世にも素晴らしい

お食事が供されました。

何と、1日の塩分が

6g以内に抑えられたメニューです!

(ちなみに、日本人女性の

平均的な1日の塩分摂取量は

9.4gというデータがあります)

 

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見るも無残な(!)

とても食欲を

そそるものではないような

ものではありますが

意外にも母は

なかなかありがたがって

食しておりました。

そこで味見をさせてもらったところ

はっと気づかされることが!

塩分を制限しても

十分に味わえることが

できたのです。

さすがはプロの栄養士さんのお仕事と

思わず手を合せてしまったものでした。

塩分を減らしてみたら、お腹がへこんだ! むくみがとれた! 塩は糖質以上に人を太らせるものと、身をもって思い知りました。

この減塩食のポイントですが

塩味にだけ重きをおかずに

あえ物の酸味や苦味、出汁のうま味、

果物の甘みと

さまざまな味を感じることで

満足感が得られる構成になっていました。

 

そして、塩気をおさえて

美味しくいただくには

だしのうま味と酸味。

このふたつがよい仕事をすると

よくわかりました。

 

そこでこれから

母へ減塩メニューを作るためにも

私自身も意識的に

減塩に取り組んでみました。

 

すると、驚きの結果が出たのです!

寄る年波、どうがんばっても

若い頃のような代謝のよさは望めず

おなかやウエストのあたりは

今ひとつすっきりしないという

根深いこの悩みが

みるみる解消されていったのです!

 

糖質なども、かなり押さえていて

運動もしていましたが

大した結果が出せなかったのに

塩分を控えただけで

こんなにシルエットが変わったのは

取りも直さず

日常的にとっていた

多めの塩分によって

からだの中に水分がためこまれ

むくみ、代謝が下がって

しまったからとわかりました。

 

そこで声を大にして言いたいのは

糖質制限で痩せられなかった方は

ぜひ塩分の摂取量に

気を付けていただきたいと

いうことなのです。

 

さて、これから減塩のもたらす

うれしい効果について

この場で色々とお伝えしていきますので

どうぞまたお付き合いくださいね。

さあ、減塩元年とまいりましょう!

 

また明日。