このところ何故か
メイクの仕上がりが今ひとつ!
そんなことに気づくと
思い浮かぶのはあの嫌な
「エイジング」という単語です。
もくじ
イキイキして見えない! メイク映えがしない! そう気づいたら、ベースメイクの見直しどきです。
ていねいにメイクを仕上げても
今ひとつメイク映えが感じられない。
それどころか顔色も冴えず
ほうれい線やゴルゴ線も
以前より目立つようになってしまった!
こんな衝撃を受けると
しばらく立ち直れなくなるものです。
そしてその日の
テンションもガタ落ち。
往く先々で出会う
お若い方の光り輝くような
肌を見ては
いたたまれない気持ちに
なってしまいます。
こんなふうに
メイク後の顔に
エイジングを感じるようになったら
当然、メイクを見直すべきです。
ただその際に
若々しく、はつらつと見えるようにと
アイカラーやリップカラーを
鮮やかな色のものに
変えようとするのは
得策ではありません。
それより前に検討すべきは
ベースメイク!
これに尽きるのです。
エイジングをもっとも
感じてしまうところは
目でも唇でもなく
まぎれもなく肌だからです。
大人の女性のベースメイクは、 シンプルイズワースト! 複数のアイテムを協力させるとうまくいきます!
シミ、しわ、くすみ、たるみ。
こう書いているだけで
身の毛もよだつ思いですが
悲しいかな、大人の女性の肌には
こうしたものが
徐々に出現してくるものです。
それをメイクで
どうにかカバーしようとするとき
シンプルなメイクの仕方では
まったくもって逆効果になります。
たとえば、一番よろしくないのが
ささっと下地を使ったあと
ひたすらにパウダリーファンデーションを
重ねること。
シミもくすみもパウダリーだけで
どうにかできるものではありません。
また、パウダリーの厚塗りは
しわやほうれい線などの
線ものを強調させてしまいます。
かといってリキッドファンデの
厚塗りもおすすめできません。
肌への密着感が高いため
能面のような仕上がりになるからです。
ここはひとつ、面倒くさいなどと
言ったりしないで
複数のアイテムをうまく使いこなしましょう。
ひとつのアイテムだけに
大役をまかせるのではなく
それぞれのアイテムに
少しずつ得意な分野を担当させるのです。
仕上げのパウダーは、やめてみては?! 肌色にぴったり合ったパウダリーファンデに出会えれば、勝ったも同然です!
まず、シミやクマといった
色素沈着はコンシーラーで
ピンポイントで
カバーするのが鉄則です。
これで能面のように厚塗りしなくても
気になる悩みは消えます。
そしてリキッドかクリームファンデを
塗っていきますが
これはクリームファンデがおすすめ。
保湿力も高く
肌にものりやすく
自然にツヤも出るからです。
すでにコンシーラーで
気になるところは
カバーできていますから
全顔にムラなく伸ばしていけば
いいだけです。
ほうれい線やゴルゴ線のあたりは
円を描きながら
線を埋めるようなつもりで
なじませます。
そしてくれぐれも厚塗りをしないよう。
かなりもの足りない、と思う程度が
ベストです。
何故ならその後に
パウダーではなく
パウダリーファンデーションを
使うからです!
クリームファンデでせっかく
しっとりツヤっぽく仕上がった肌に
お粉をはたいて
マットにさせてしまうのは
もったいありません。
そしてしっとりした粉質の
パウダーに出会うのは
これがまたむずかしいもの!
保湿力の高いパウダリーファンデで
仕上げをするほうが
粉っぽくならずに簡単です。
また、最後の最後に
肌に色をのせることもできるので
肌色が完璧に整います。
そのためには自分の肌に
ぴったり合った
パウダリーファンデが必要です。
輪郭のあたりの色味と
同じか、限りなく近いものを
探してください。
ベストマッチな色が見つかれば
勝ったも同然です!
また、仕上げの
パウダリーファンデを使う際の
注意点ですが
ほうれい線とゴルゴ線には
絶対に絶対に
パウダリーファンデをのせないこと。
代わりに、上質のパール感のある
ハイライトをのせてあげましょう。
これであの嫌な「線」は
かなりぼかせます。
聞くも面倒な工程と
お思いでしょうが
慣れれば実は、10分もかかりません。
そして仕上がりは
とってもナチュラルなうえ
元から肌がきれいな人、
といった印象も与えられます。
急がば回れは
メイクにおいても同じことです。
どうぞメイクのかなめ、
ベースメイクをぬかりなく。
その心意気は
エイジングなど
追いやってくれるはずです!
また明日。