TAKEBE055121858_TP_V1[1]あなたは、学生時代

「勉強会」と称して

友人たちと集まって勉強する機会が

あったほうですか?

「ひとりでできるもん!」と言える人のほうが、自分らしく活動できるのです。

一概には言えないところもありますが

勉強というものは

人と一緒に行なうと

能率はガタ落ちになると

私は思います。

 

何故なら、考えに考え抜いて

やっとこさ理解に

たどり着こうとするとき

人はひとりであるほうが

断然集中できるからです。

 

そして、勉強同様

脳をフル回転させるときは

やはりひとりでいるほうが

効率はいいようです。

たとえば、決断するときです。

結婚するかどうかや

あの靴を買うかどうかといったことまで

何事かを決める瞬間は

絶対に自分の意思とだけ

向かい合うべきです。

何故って、自分自身の問題なのですから。

そのときに第三者を頼っては

後になって

もしもうまくことが運ばなかったときに

どうしても自分に言い訳を

してしまいがちだからです。

 

そんなときこそ

「自分で決めたことだから!」

と、凛としていられるほうが

絶対に後味はさわやかなはずです。

基本は、「おひとりさま行動」。ですが、人様との交流は積極的に行なったほうが、気持ちは豊かになれます。

また、決断することのほかにも

感動するといった

心の動きを味わうときにも

おひとりさまであるほうが

その高まりは、ひたひたと

胸の中にしみ込んでいくようです。

 

感動する気持ちを人様と

わかち合うことも確かに

素晴らしいことではあるのですが

それよりも、ひとり静かに

かみしめて、反芻するほうが

その高揚感をもっとリアルに

感じとれるようです。

 

ちなみに、よくこの場でも書いていますが

私はクリープハイプの大ファンであります。

なので、友にも

クリープのよさを

時折熱弁してしまったりするのですが

「じゃあ、今度ライブに

連れて行って!」

と言われることはありません。

それはクリープへの関心がないから、

というより

友は私が、大切な音楽や映画は

ひとりで楽しみたいことを知っていて

それを尊重してくれているからなのです。

 

物事を深く味わい、堪能するとき

人は一匹狼であるほうが

その物事と自分との関係性が

さらに深くなっていく。

私はとってもそう思っています。

 

ですが、だからと言って

人様との交流を避けるのは

もったいないと思います。

人様から伝わる

考え方や感じ方といったものは

自分の感覚を磨くために

とっても具体的な資料になるからです。

 

ですから、理想は

フレンドリーな一匹狼。

そんなスタンスで

これからも決断し、考え、感じて

仕事と暮らしを

心はずむものにしていきたい。

それが私の「超理想」なのであります。

 

また明日。