このところ、断食に
関心を持つ方が増えています。
断捨離ブームは
すでに定番化の模様ですが
これに続いて
からだの中の要らないものも
すべてリセットしたいという
思いの高まりなのかも知れません。
痩せることより、胃腸を「休ませる」ことをメインに考えたいもの!
そしてこの断食は
「食べない」ということから
どうしてもダイエットと
結びつきやすくなるようです。
これは、結果的に痩せることはあっても
単にダイエットを目的にして
挑戦する断食は
とっても挫けてしまいやすいものです。
それは、痩せたいがためにはじめると
最初に訪れる空腹感を
「つらい」と認識してしまって
「断食より、ある程度食べて
運動したほうが正解なんじゃないかしら」
という発想が生まれがちだからです。
そもそも断食のメリットは
痩せることよりも
日頃酷使している胃や腸に
休息を与えてあげられること。
なので、この
疲れた胃腸を休ませたいという
目的を持って行なったなら
これは苦もなくできるもの。
食べない時間がのびていくごとに
胃も腸も楽になっている
イメージがわいて
幸福感すら覚えるからです。
そろそろ、子どもの頃の教えを忘れてもいいときがきたのです!
そこで感じるのが
もっと食に対して自由であっても
よいのではないかということです。
私たちは子どもの頃から
「1日3食、きちんと食べる」ことが
正しいのだと
さんざん教えられてきてしまったので
朝ごはんを抜くなど
相当よろしくないのだと
思わされているのです。
それより、もっと
自分のからだの様子をみて
食事をするほうが自然ではないでしょうか。
規則正しく食べることは
最良のように思えますが
お腹も空いていないのに食べるだなんて
胃や腸にとっては迷惑な話。
さらには美味しくも感じられません。
人間も動物と同じく、自然界の一員。
そう考えれば、食べるのは
本当にお腹が空いたときだけにするほうが
すこやかなあり方ではないかと思います。
もっとカジュアルな断食を! 1日何食だってかまわない!
そこでご提案したいのが
気合をいれて本格的な断食に
トライしようとすることよりも
もっとカジュアルに、気楽に
食をスキップしてみることです。
朝になっても、昼がきても
特に空腹感がわかないのなら
食べなくてもいいのです。
「食べないと、からだに悪い」と
おののくことはありません。
むしろ、お腹が空いていないのに
無理に何かをからだに入れるほうが
ずっと毒です。
そして今、からだの中にあるものが
生きるために使われている、と
イメージしてみると、
食べずにいることが、
それはこころよく感じられます。
まさにからだの断捨離中!
そんな思いに、
スキップしたくなるほどです。
さらに、朝と昼を抜いてしまえば
今話題の
「半日断食ダイエット」とやらも
自然に行なえてしまいます。
(ただ、くどいようですが
ダイエット目的での断食は
何故か食べないことへの恐怖感が
つのりがちなので
やめたほうが賢明です)
食をスキップして
ゆったりと美味しいハーブティーなど
いただくことは
からだを思い、慈しむことでもあります。
こんなふうに、
自由に食をスキップするこころよさを
覚えますと、
時にうんと羽目をはずして
美味しいものをたらふく味わうことも
怖がらずにできるようになります。
何故なら、後でゆっくりと
胃腸に休暇をあげればよいのですから。
日々欠かせない食だからこそ
いつも気持ちいい体験を
繰り返していきたいなと思います。
空腹でもないのにお菓子を食べていた
理由に気づかれたお客様の声です。
どうぞご利用ください。
また明日(^・^)。
xxx