多くの人が、自分のからだについて

大変気にしているのが

骨盤のゆがみです。

 

骨盤のゆがみは、放っておくと

下半身太りやO脚、むくみといった

見た目の問題から

冷え性、肩こり、腰痛などの

健康上の問題にまで及びますから

症状が起きる前に、しっかりと

予防することが大事です。

 

そのためのグッズも色々と

出回ってはいますが

そうしたものを使うより先に

今日からすぐにやめたい

からだの癖があります。

 

さて、それではちょっと

ご自身で試してみていただきたいのですが

今、バスか電車を待っているとして

立ってみてください。

どんなポーズで立っていますか?

 

その際に、もしも「休め」の姿勢で

立っていたとしたら

毎日毎日、骨盤に対して

よくない負荷をかけていることになります。

 

ホームで電車を待っている人や

信号待ちをしている人を見ていると

その半数近くは、この「休め」のポーズを

とっているのに驚きます。

骨盤にとって理想的なのは

左右対称に重心をかけること。

ですが「休め」のポーズは

片側だけにぐっと重心をかかるので

筋肉や骨格がアンバランスに

なってしまうのです。

 

これからは、電車などを待つときには

しっかりと背筋を伸ばして

「気をつけ」のポーズで立ちましょう。

そしてお腹を引き上げるようにひきしめていると

それだけでウエスト周りの

立派なエクササイズになります。

 

また、気になるどなたかと

お待ち合わせのときも

だらしなく「休め」のポーズでいるよりも

ずっとずっと凛とした

聡明な雰囲気が醸し出されて

好感度もぐっと上がります。

 

「休め」のポーズをやめるだけで

骨盤への悪影響はぐっと少なくなります。

そして不思議に「休め」のポーズは

あまり休んだ気がせず

むしろ気分がだらっとする分

何となく疲労感を覚えるもの。

心とからだのためにも

待ちのポーズは「気を付け」で

いきたいものですね。

 

また明日。