ANJ77_komorebichirari20141115142024_TP_V1[1]

たとえば誰かに

予期せずあたたかな笑顔を向けられ

うれしく思える言葉をかけられると

思わず目じりも、口角も上がって

パッと顔色も

血色よくなるものですね。

「やさしい気持ち」がもたらす、強力な自浄作用は、最強の美を生み出します。

人と人との間に

「やさしい気持ち」が循環したとき

そこには必ず

美が生まれるのです。

どうしてかと言えば

やさしい気持ちには

強力な自浄作用があるからです。

 

その最たるものは、許す力です。

心にひっかかった

何かを許せたとき

人は1サイクル代謝したように

新しくピカピカに

生まれ変わることができるのです。

それはまるで

かさぶたがはがれたあとの

ピンク色に光る肌のように。

 

そして、一度

やさしい気持ちによって

心を浄化してしまうと

もう簡単には

汚れがつかなくなるのです。

取るに足らない

低次元のレベルから

発せられたネガティブさなど

入り口で門前払い。

心に満ちたやさしい気持ちは

変なウイルスなど

軽く跳ね返せてしまうのです。

殺伐とするほどに、人は見るに耐えなくなります。「やさしい気持ち」になれるものを、ひとつでも多く集めておきませんか?

さらには、

やさしい気持ちでいるほどに

人間としての品性も上がるので

俗っぽさとも

自然に縁が切れるのですね。

 

そんな上質になった

心から放つ言葉や仕草には

美がついてこないはずがありません。

この美こそ

性別も年齢も問わない

誰もが

気持ちの持ち方ひとつで得られる

高次元の美なのです。

 

そしてやさしい気持ちは

よい顔つきを造ります。

どんなに造作が整っていても

殺伐とした心が透けて見えるような

荒れた雰囲気の顔には

思わず目を背けたくなるもの。

 

反対に、穏やかで

ほんのりとあたたかい

やさしさのある人の顔は

眺めているだけで

こちらまで和んで素直になれそうな

快適さが伝わってきます。

そして眺めているこちらまで

いつの間にかハートフルな

やさしい表情になっているんです。

 

ですから、心の中が

明らかに荒れてきたと思ったら

すぐにもそれ相当のケアを

行ないたいところです。

そのためには、どんなときでも

心がふわっとやわらかく

ほどけていくような

「ネタ」をひとつでも多く

集めておくこと。

それが一番確実な方法です。

 

そのネタはどんなことでも

かまいません。

あなたの心がやさしくなれることなら

誰にも言えないことで

あったとしてもOKなのです。

 

きれいになりたいときには

心のなかのやさしさレベルを

いつも意識していたい。

私はとっても、そう思っております。

 

また明日。