突然にやってくる

あの嫌なうつっぽさ。

何もかもが面倒に思えて

生きることすら億劫になってしまうのは

耐えがたい苦痛です。

うつっぽくなるのは、栄養状態に原因があることも多いのです!

そんなとき、人は誰も

自分の弱さを責めてみたり

あるいはどうしてそんな状態に

なってしまったのかと

その原因を突きとめようと

躍起になったりするものですが

そんなふうに

苦しさに再びスポットを当てるような

作業などをする前に

ぜひ行なっていただきたいことがあります。

 

何を隠そう(隠していませんが)

ご自分の、ここ1週間ほどの食事の内容を

見直してみていただきたいのです。

 

まずは「心」そのものを見つめることをやめ

それより身体面、栄養面に意識を向けるのです。

心とからだはワンセット!

心がダメなときは、からだの状態をよくすれば

心も同時に上がっていきます。

 

さらに意外に思えるかも知れませんが

栄養はからだにだけ働くわけではなく

すこやかな心もよい栄養状態によって

はぐぐまれているのです。

なので、うつっぽくなるのは

決してあなたの心が弱いからではなく

たまたま栄養が不足してしまった

その結果というだけの話とも

十分に考えられるのです。

この事実は

とっても気を軽くしてくれますね。

うつっぽさを呼んでしまうのは、3つの栄養素が欠けているため! ぜひ見直してください。

では、どんな栄養素が足りないかといえば

諸説はありますが

1 ビタミンB群

2 ギャバ

3 生の野菜、果物に含まれている水分

ここでは、この3つを挙げたいと思います。

3は、厳密には栄養素とは言えませんが

この3つが不足すると

脳と心はバテてしまいます。

 

では、それぞれのものについて

見てまいりましょう!

この食べ物が自分を作る! そんな意識を持てたなら、自然に栄養状態はアップします。

まず、1のビタミンB群ですが

これは外食が続くと不足しやすいものです。

緑黄色野菜や豆類を

コンスタントにとっていれば足りるのですが

外食ではなかなかとりにくいもの。

皆さまの大好きなバーニャカウダなどは

とってもよいメニューですが

いかんせん外で出てくる量は少なすぎます。

色鮮やかなブロッコリーや人参、

グリーンアスパラやパプリカなどを

にんにくとアンチョビを

オリーブオイルで和えたソースで

ご自宅でもりもりと!

お豆もたっぷりと煮て、召し上がってください。

 

そして2のギャバですが

「ストレス社会で闘うあなたに」

というコピーも印象的なチョコレート

発売されています。

その通り、ギャバは脳の興奮をしずめて

精神を安定させる作用があるとされる

栄養素なのです。

 

サプリとしても人気がありますが

食事でおぎなうほうが早いでしょう。

効率的にとるのなら

何といっても伝統的な朝ごはんが最適です。

発芽玄米のごはんに納豆、

ぬか漬けにお味噌汁。

この献立はもっともギャバが

当たり前のように取れる組み合わせです。

心の元気が減ってきたと思ったら

ぜひこんなラインナップで

1食を味わってみてください。

 

そして最後の、生の野菜や果物に

ふくまれている水分ですが

これは人間のからだにとって

最高最良の「活きた水」です。

どんな水分よりもからだに自然に働いて

気・血・水の流れを整えてくれます。

 

そして、あまりむずかしいことを

考えなくても

今食べようとしているものが

未来の自分を作るのだ、という意識さえ

頭の片隅に置いておけば

自然と食の内容も、自分にやさしいものに

なっていくと思います。

 

食事は「すませる」のではなく

「楽しんで」みる。

そして大切な自分にとって

この食べ物はふさわしいかと

考えてみる。

そんなことも心がけられたら

脳も心もきっと

機嫌を直してくれるでしょう。

 

今日も美味しくしあわせな

ごはんの時間を楽しんでください!

 

また明日。

xxx