猛暑が続く中、エアコンの存在には
本当に救われますね。
人は適温の中で過ごしてこそ、健やかに、穏やかにいられるものなのです。
暑過ぎることに限らず
寒過ぎることも大変につらいもの。
人は適温の中で過ごしてこそ
健やかに、穏やかに
生きられるのだと思います。
そして同じように大事になるのが
「自分自身の発している温度」です。
これは、メンタルが放っている
寒暖の度合いです。
燃えるようにたぎっていたり
凍てつくように冷えきっているなど
ほどよい適温からかけ離れていると
人との関係は確実に
ぎくしゃくしたものになります。
それは、人は誰しも
ほんのりとあたたかみのある
温度を感じる人にこころよさを感じ
そんな人のそばに
いるのがいいと思うものだからです。
では、いったい
自分の発する温度というのは
何で計られるのでしょうか。
それは、ズバリ
表情、声のトーン、話し言葉。
この3つで決まるものです。
つまり、眉をひそめて
吐き捨てるように
きつい言葉を述べれば
冷ややかな温度となり
瞳をギラギラと光らせて
頬を紅潮させて
熱弁をふるえば暑苦しさを
感じさせるという具合です。
心の温度は、高すぎても、低すぎても自身にダメージを与えるのです。
また、心の温度が適温でないと
怖いのは自分自身にも
ダメージを与えることです。
ずっと心を冷やしたまま、
熱くしたままでいれば
メンタルはもちろん
からだにも悪影響がおよびます。
血流や心拍数と
いったものまで乱れはじめ
体力も精神力もガタ落ちになる
危険から免れることはできません。
もちろん、時には
情熱のまっ赤な薔薇を胸に咲かせて
突っ走ることで
大成功となることもあるでしょう。
しかしこれも実は
相当自分に対して
負担をかける行為と言えます。
やはり、ちょうどよい
いい感じのあたたかさを保ちながら
過ごしていくほうが
持久力も集中力も上がり
よい結果を生みやすいのは
確かなようです。
なので、時折
基礎体温を計るように
自分の発している温度を
チェックしてみることを
おすすめします。
そして冷え込んでいたなら
あたたかみを足してあげたり
熱っぽいようなら
ちょっと冷やしてあげてください。
あたたかみのある言葉を
選んで話してみたり
深い呼吸で、心に風を通して
熱を逃がすなど
上手に温度調整を心がければ
何事も楽に行なえて
ぐっと「生きやすく」なるのは
間違いのない事実です!
心の温度も、空調と同じくらいに
気を配っていきたいものですね。
また明日。