日本の豊かさを感じるのは、
ひとたび電車に乗ったり、建物の中に入れば、
ほとんど適温が保たれていて、居心地がよいことです。
暑過ぎる、寒過ぎるというのは本当につらいもの。
人は適温の中で過ごしてこそ、
健やかに、安定していられるのだと思います。
そこでちょっと確認してみたいのが、
「自分自身の発している温度」
です。
これは、メンタルが放っている寒暖の度合いなのですが、
まっ赤に燃えるようにたぎっていたり、
凍てつくように冷えきっているなど
ほどよい適温からかけ離れていると、
まず人との関係がぎくしゃくしてしまいます。
人は例外なく、
ほんのりとあたたかみのある温度を感じる人に
安心感を覚えますし
そんな人のそばにいたいと思うものだからです。
この、自分の発する温度というのは、
ほぼ
1 表情
2 声のトーン
3 話し言葉
この3つで伝わっていくようです。
眉をひそめて、吐き捨てるようにきつい言葉を述べれば
大変に冷ややかな印象となり、
瞳をギラギラと光らせて頬を紅潮させて熱弁をふるえば
暑苦しささえ与えてしまいます。
また、こわいのはそれだけでなく、
自分自身にもダメージを与えることです。
ずっと心を冷やしたまま、熱くしたままでいれば
メンタルはもちろん、からだにも悪影響がおよびます。
血流や心拍数といったものまで乱れはじめ、
体力も精神力もガタ落ちとなるのです。
もちろん、時として、
情熱のまっ赤な薔薇を胸に咲かせて
突っ走ることで大成功となることもあります。
しかしこれも実は、相当自分に対して
負担をかける行為のように感じます。
やはり、ちょうどよい
いい感じのあたたかさを保ちながら過ごすほうが
持久力も、集中力も上がり、よい結果になるようです。
何よりよいのは、適温の心でいると
自分にまったく無理を強いずにすむことです(^・^)。
なので、時折、基礎体温をはかるように、
自分の発している温度をチェックしてみるとよいと思います。
そして、冷え込んでいたなら、あたたかさを足してあげたり
熱っぽいようなら、ちょっと冷やしてあげます。
あたたかみのある言葉を選んで話してみたり
深い呼吸で、心に風を通して熱を逃がすなど、
上手に温度調整を心がければ、
何事も楽に、こころよく行なえて、
ぐっと「生きやすく」なると実感しています。
こんなふうな
さわやかで、ほのあたたかい温度で生きたいものです!
また明日(^_^)/
xxx
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