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突然に見舞われる体調不良。

つらく、不安なものですね。

体調は、日々の生活からのメッセージ。調子が悪くなるのは、無理をしたからというお知らせなのです。

当たり前のことですが

体調が悪くなるのは

それ相当のことをしたせいです。

ちゃんと寝ない、食べない、

休まないなど。

また、ストレスを解消しなかったり

悩み、悲しみ、苦しみ続けるといった

メンタルに負荷をかけ過ぎることも

きっちりと跳ね返ってきます。

 

体調とは、自分が自分に対して

行なったことが

そのまま反映されたもの。

まさに心とからだからの

ダイレクトなメッセージなのです。

 

なので、調子をくずしたら

サプリやマッサージサロンの

利用を考える前に

まずは自分の生活態度を振り返ることです。

どうして調子が悪いの? と、からだを責めたりしていませんか。それは決してやってはいけないのです!

また、調子が悪くなると

私たちは往々にして

そのからだの箇所に対して

ネガティブな気持ちを向けがちです。

 

「頭よ、どうしてこんな大事なときに

痛くなるのよ!」

「腰! これから遊びに行くのに

何でいつも痛くなるのよ!」

 

そんなふうに、ダメージを受けている

その部分を責めて

一刻も早く治ってよと

怒りにも似た思いをぶつけてしまうものです。

あるいは怒りまでいかなくても

どうしてこんなに不出来なのかと

情けない気持ちを投げかけることも

ありますよね。

 

しかし、これは絶対に絶対に

してはならないことです。

何故なら、今痛んでいる頭も腰も

自分がとっても無理をさせたから

限界に達して

調子をくずしてしまったのです。

悪いのは自分!

そこまでがんばってくれた頭や腰に

よくない気持ちを向けるなど

恩知らずもいいところです。

音を上げるまでがんばった挙句に、ダウンしてしまったところへ、まずは謝罪です! そして、感謝して、いたわって。それが一番のケアになります。

たとえば私たちにしても

本当に全力でがんばっているのに

誰かから

「それしかできないの? 呆れるわ」

などと言われたら

耐えられはしないでしょう。

からだだって同じです。

 

なので、調子をくずしたら

とにもかくにも謝罪です。

心をこめて、酷使したことを侘びましょう。

そして感謝です。

ここまで耐えて、踏んばってくれて

ありがとうと

言葉だけではなく

やさしく撫でてあげて

心の底からいたわりの気持ちを

届けてあげるのです。

 

すると、確かに

多少楽になったような気がして

心とからだは連携していることが

よくわかるはずです。

 

そこでこれからは、予防策としても

1日の終わりには

今日がんばり抜いてくれた

からだのパーツのひとつひとつに

ねぎらいと感謝の気持ちを

伝える習慣も持ちたいもの。

 

このからだのすべてが

今日、元気に活動してくれたおかげで

うれしいことが経験でき

嫌なことも乗り越えられたのですから。

 

日々を健やかに生きるには

からだの身になってみるのが

もしかしたら一番の

健康術かも知れません。

好調も、不調も

すべて自分が招くことなのだと

いつも認識しておきたいですね。

 

また明日。