N112_kaowoooujyosei_TP_V1[1]まるで罠にかかったように

突然に

「正直、しんどい」

といった状況に置かれることが

あるものです。

そのことと対峙しているだけで、心が折れそう! そんなとき人は、ふた手に分かれます。

乗り越えられそうにない出来事。

確実にキャパを超えている課題。

そのことと向かい合っていると

不可能の文字ばかりが

浮かんできて

今にも心が折れそうになってしまう

そんな事態に見舞われたとしたら

人はふた手に分かれます。

 

あきらめて、やめる。

逃げる、断る。

あるいは

踏んばる、がんばる。

音を上げず、やり遂げる。

 

ここで選択をせよと言われて

即答できれば問題ありません。

即答イコール心の叫び。

心がひたすら訴えていることなら

そのままに進むのが正解だからです。

 

難題なのは、揺れている場合です。

やめたい、でもやり遂げたい。

でもつら過ぎて心が折れそう!

そんなループにはまってしまったら

容易には抜け出せないだけに

ますます苦しくなるものですね。

その決断で、未来の自分はよろこぶか? そこへ意識を向けてみては。

そんな状態から

すっきり抜け出すために

ご提案したいのが

今の自分とだけ対峙するのではなく

未来の自分に

アクセスしてみることです。

 

すると、今ここで出す結論が

未来の自分にとってどう反映されるか

そう、先読みをして考えてみると

今のしんどさが和らぎ

ほんの少しお腹の底から

力がわいてくるような

そんな不思議な現象が起こったりします。

 

それはきっと

即答で「やめたい! やめる!!」と

言い切らなかったことの

大いなる理由なのでしょう。

 

もしも今、心底つらくて

その思いにジャックされているなら

今、ここの自分から

少し先の自分に目を向けてみたら

何かが見えてくることでしょう。

 

そして今の苦悩が

未来の自分を笑顔にできる可能性に

賭けてみようじゃないかと思う

強気な自分に出会えることは

なかなか気分がよかったりします。

 

さらには、この今に

負けなかった自分を

また好きになれるという

ギフトがやってくるのも

こたえられないものです。

 

また明日。